地方銀行フードセレクション用の説明動画を準備中 自然栽培園北村の想いとこだわり
私の家族は、祖父や父の代から米農家として生計を立ててきました。その中で私が挑戦したのは、ビニールハウスでのナス栽培でした。しかし、その経験から、肥料や農薬の使用がとても多いことに驚きました。こんなものを食べ続けたら、私たち人類はどうなってしまうのだろうと、不安を感じました。
そんな時に、自然農法で米作りをやってみないかというお話が舞い込んできたのです。最初の年に肥料も農薬も使わずに作ったコシヒカリの美味しさは、感動的でした。その種を毎年自家採取し、進化させ続けてきたお米が、今も私たちの手元にあります。この超安全で超美味しいお米を、世界中に広めたいという夢を抱いています。
自然農法へのこだわり
私が実践している自然農法は、化学肥料はもちろん、有機肥料や堆肥さえも使わず、自然の力を最大限に生かすものです。農薬や除草剤も一切使用しません。「安全で美味しいこと」が私の自然農法の基本です。
今、市販のお米を食べられない人が増えています。私は、肥料や農薬が原因ではないかと考えています。そんな方々が、私のお米を食べられるようになったという嬉しい声もたくさん届いています。
種子消毒への考え方
一般的な栽培では、毎年、種籾をJAなどから購入し、農薬を溶かした水に24時間浸ける種子消毒が行われます。私は、この農薬が種に染み込み、最終的には収穫したお米に残留し、健康に悪影響を与えるのではないかと心配しています。
私の農園では、自家採取のコシヒカリの種を水で選別するだけで、種子消毒は行いません。水に浮いた未熟な種を取り除くだけで、健康な稲が育ちます。少こしは、ばか苗病が出ることもありますが、年々その発生は減っていきます。肥料を使わないことで、病気の発生がほとんどありません。
バージン山土の使用
一般的な苗土には、山土や産業廃棄物が含まれていることがあり、それを殺菌するために土が焼かれ、肥料が施されています。私の農園では、不純物のないバージン山土を使用し、自然で健康な苗作りを行っています。
自然を活かした除草
一般的な栽培では、田植えと同時に除草剤が撒かれます。しかし、私たちはジャンボタニシをうまく活用することで、除草剤や除草機、人力による草取りを不要にしています。田植え後すぐに水を落とし、ジャンボタニシが草を食べるように誘導し、その後の稲の成長を促すという方法です。
自然栽培への想い
農家が自然栽培に取り組みたくても、消費者がその価値を理解しなければ生計が成り立ちません。家族や自分自身の健康を守るために、安全な食の大切さをもっと多くの人に知ってほしいと願っています。増え続ける子どもの障がいと老人の痴ほう症は、決して他人事ではないのです。
自然栽培園北村の取り組みと想いに、どうぞご理解とご支援をお願いします。
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