やしろ農園

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ベトナムのカカオ

カラフルなカカオ

カカオには大きく分けて3つの品種があります。 ベトナムで栽培されているのはその中でも

 『トリニタリオ種』 です。

見た目の特徴はカカオポッド(殻)のカラフルさ! 黄色、緑、赤茶、いろいろな色があります。

トリニタリオ種は、主にアフリカの諸国で栽培されている『フォラステロ種』と、南米で栽培が盛んな『クリオロ種』を掛け合わせてできた品種です。

前者の風味の良さと、後者の耐病性を引き継いだ、とっても優等生さんです!

カカオの生産量の約1/5がトリニタリオ種と言われていますが、カカオは変異が多くトリニタリオ種の中でも多くの種類が確認されています。 まだ確認されていない品種もあるかもしれない、なかなか奥深いカカオの世界です。

ベトナム産カカオ

チョコレート、カカオ、と聞くと、ガーナやコートジボワールなど、アフリカや、ブラジル、エクアドルなどの南米のイメージが強いと思います。

アジアでも意外とカカオが栽培されているのですが、ベトナムにカカオのイメージはないかもしれませんね。

実際にカカオの生産量でみると、生産量の多い国ベスト10位は、インドネシアを除き、アフリカと南米の国々が並んでいます。

ベトナムはというと、生産量は多くなく、50位圏外なのですが、年間2,153トンのカカオ豆を輸出しています。(統計 World Integrated Trade Solution (WITS) 2019年)

OCAの農園では、農園の土壌に合わせて、OCAの専門家のスタッフが厳選した4品種を栽培しています。

一般的にカカオ豆を仕入れてチョコレートを作る場合、カカオ豆の品種の詳細まではわからなかったり、生産を組合や国が管理している場合、カカオ豆がいくつもの農園から集められているので、いろいろな豆が混ざっている可能性が高くなります。

大手のチョコレートメーカーではあえていろいろな品種のカカオ豆をブレンドすることで、それぞれの豆の特徴を活かして、美味しいチョコレートを作っています。

ブレンドすることで均一性が生まれたり、安定した供給ができるなど、ブレンドにはブレンドの良さがあります。

一方、OCAのチョコレートは、栽培から手掛ける自社農園のカカオだけを使用しているので、完全なるシングルオリジン。 混ぜないことで、カカオの個性を存分に味わっていただけるのが特徴です!

ベトナムの土壌の影響、トリニタリオ種の特徴、OCAの発酵~加工によって世界に一つだけのチョコレートになりました。 チョコレートなのに、フルーティー。いままでのチョコレートのイメージが覆るかもしれません!

チョコレート好きの方にこそ食べてもらいたい、OCAのチョコレート。

こちらのチョコレートをそのまま使用した無添加プリンも、濃厚で、カカオの香りをお口いっっぱいにお楽しみいただけますよ! こちらからチェックしてみてくださいね!

OCA(オカ)カカオとチョコレート専門店沖縄県(農業・製造・販売)

ベトナム南東部のバリア=ブンタウ省にて、オーガニックカカオの栽培からチョコレートの製造までを一貫しておこなうFarm to Barのチョコレートメーカーです。定番の高カカオチョコレートのほか、カカオニブやカカオハスクティーなど、多彩なカカオ製品を取り扱っています。
「Natural makes Happy-自然はあなたを幸せにする-」のスローガンのもと、なるべく自然に、手間を惜しまず、人にも地球にもやさしい、商品をお届けしています。

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