里芋
神戸もここ数日は強烈な寒波で毎日雪でしたが、里芋掘ってます。
最近はたいこやの里芋待ってたと言ってもらえる事も増えて本当に嬉しい(≧∇≦)
普通は里芋は冬は越せないといわていますが、何事も無かったように土の中で寒さを凌いでくれてます。
有機栽培の里芋は逞しい。
無農薬で育てますので、作物には自律してもらって、自分の力で成長してもらうようにしています。
普通の肥料はとても吸い易くできています。
常に食事を与えてもらってるような状態です。
無農薬では粗大な状態の有機物から、作物が様々な努力をして、自力で食事します。
そして周りの微生物たちと助け合いの関係を作って、自分の食事にも協力してもらっています。
また普通の栽培では、障害になる環境は、農薬で排除します。
無農薬栽培は、自分で自分を守るための様々な努力を、作物自身に行ってもらいます。
そこでは守る以外に、共存関係も沢山おこっていると思います。
言うなれば、作物に自分自身で成長してもらうという事です。
その為には適度なハードルが、一番作物自身の成長を促します。
そして多様性の中で協調と助け合いを学んでもらいます。
こうして育った作物はとても頑丈に育ち、奥深い複雑さを兼ね備えてくれます。
深みのある美味しさは、自分でハードルを乗り越えてくれた証でもあると思います。
おそらく人にも同じ事が言えると思いますので、ハードルばかりの毎日ですが、自分の成長が目的なら、むしろ望んだ状況なのかなーなんて思う事にしました。
そしたら周りが喜んでくれるような農家になれるかも。
もう少しマイルドなハードルが良いですが(笑)