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本日は、ぶどうの雑学を。
ぶどうの歴史は、とても古く、紀元前3000年頃から栽培されていたそうで、古代エジプトの壁画にもその様子が描かれているそうです。
日本へは、シルクロードを経て中国から伝わり、鎌倉時代(12世紀末〜)には山梨県で栽培が始められていたということです。
ぶどうの原産地は、カスピ海南部沿岸、黒海沿岸、地中海沿岸などの雨の少ない乾燥した地帯ですので、多雨多湿な日本の気候は、ぶどう栽培に適しているとは言えません。
しかし、日本の気候風土に合わせた品種改良と栽培技術の進化によって発展してきました。
ヒャクマスでは、なるべく自然栽培でも育て易い品種(といっても、引き継いだ時から植っている品種はそのまま大事に育てています)と、雨除け栽培(ビニールハウス)をしています。雨が多い日本の更に九州での農薬を使用しないぶどう栽培は、雨除けをしないとほぼ無理です。
中山間地でたべものを育てるには防獣対策は必須ですが、電気柵や防獣ネット、金網などを設置する時間や費用は年々増えてきて、それが負担で営農や家庭菜園を断念する人も沢山います。
先々週、猿にぶどう園のハウスビニールとネットを破られ色付きはじめてきた巨峰をかなり食べられてしまい、まだ糖度が上がってきていない他のぶどうの房も味見をしたらしく、何箇所も何箇所も枝葉を折られてしまいました。
昨年も後半に一度だけ入られ、その後は何日か見張っていたのでなんとか大丈夫でした(猿は早朝と夕方に活発に動くそうなので、何日かは、朝は5時頃からと夕方に見張りに行きました)。
ぶどうの出荷シーズンがスタートする前からの被害で、毎日ずっ〜と園地て見張ってるいるわけにもいかないので、電気柵をぐるりと6段張り、今後は侵入されない様にしました。
大分県臼杵市野津町で農薬や肥料を一切使わない自然栽培でたべものを育てているヒャクマスの増田と申します。この地に移住してきて10年程になります。
農園名のヒャクマスとは、ヒャクショウマスダ(百姓増田)の略です。百姓とはたくさんの仕事がこなせる人、何でも自分でやろうという精神性が備わっている人という意味もあるそうで、そこから名付けました。