新米特集

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シカやイノシシに沢山食べられないための工夫

電柵設置

本日は麦畑に電柵と天蚕糸(てぐす)使いを設置しました。

私たちの圃場は山に囲まれた所にあり よく鹿やイノシシが遊びに来ます!

多少の味見なら全然良いんですが なんなら美味しいと思って食べくれてるのは嬉しい! でもここまでキレイに食べられると…

といっても、冬の間の麦は、上には伸びずに横に広がります。 その冬の間に、麦踏みという作業をして、ポキポキと茎を折ります。 折ることで分枝が促進されて、葉や茎が多く出てくるように管理をします。 なので、鹿に食べられると、麦は、危機感を感じて新しい葉や茎を伸ばさないと! となり、これから、頑張って成長をしてくれることを願っています。

これがまた大変で

農地では よく畑や田んぼで電柵が設置してあるのを 見かけますが、まーまー大変な作業となります。

畑内で草刈りやトラクターが通る部分を計算しながら 支柱を立てて、鹿やいのししの通り道になりそうなところを重点的に工夫をします。

設置場所は土手や通路部分が主なので 土が硬いことと傾斜等を考え、倒れないように抜けないように設置をします。 なので、中々スムーズには進まないんですよ。 でも1度設置すると後は調整が出来るので 抜かりなく作業を行いました!

景観をできるだけこわなさいようにしたいけど・・・・

支柱設置後、いよいよ電柵の線を張って行きます。 線が重なりあったり草に触れてしまうと、漏電してしまうので専用のアイテムを使っていきます。 今回は広範囲に設置をした為、最終チェックで畑全体を見て周り設置作業は完了。

鹿や猪対策には、本当は、鉄柵や網等を利用して、がっちりと設置したほうが 良いのは、わかっているのですが、 うちの畑は、山々やそらの景色が美しいと自負しています。 だからこそ、できるだけ、景色の邪魔にならないように対策をしたいのが 本音です。 写真にあるような感じの設置が、バランスを取る限界です。 これからも、見回りは必須となりますが、なんとか、麦自らのポテンシャルを信じて 麦の成長に寄り添っていきたいと思います。 みなさまに美味しいありまのままの麦茶を提供できる時期を楽しみにしていてくださいね。

dohsakafarm-plough-兵庫県(農業)

堂阪農園は猪名川の源流、兵庫県猪名川町で小さな農園をほぼ家族で運営しています。自然に寄り添いながら、人に優しい地球に優しい農業を目指して日々奮闘しています。“plough”は、大地を耕すこと。土の様子を見ながら耕すことで、ちょっと先の未来が創造できる。
つながりができた皆様のちょっと先の未来が、大地からの贈り物でより豊かになるような食を提供したいという想いを込めています。
お送りする品は、うちの4人娘の審査が通ったものしか出しておりません。


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