母の日

Deai orchard

生産者のお便りとお知らせ
母と蛾
2020/08/22
母と蛾

「私は目の前に『蛾』が3匹いたら死ぬ。」
静かにそう語るのはうちの母。
母は『蛾』がこの世で一番怖いのです。
ある時、山で栗拾いをしていたらモンシロチョウほどの大きさの蛾に出くわし、
「ギィヤァ〜〜〜〜!涙」と耳をつんざく悲鳴をあげながら
猛スピードで急斜面を駆け抜けていく母を見て
「無敵の母の弱点」を見た気がしました。
出先で妹が梅干を食べた様な顔で、こっちを見ているので
「どうしたの?」
「蛾!で〜っかい蛾!」
ちょっと強めの囁き声でそちらを指刺しています。
近くに行って見ると、巨大な蛾が地面にスワンと羽を広げて
じっとしています。
なかなかの見た目の蛾です。
そーっと近づいて、パシャリ。

夏です!
2020/08/17
夏です!

雨、雨、雨、、、。
かと思えば、全然降らなくなってしまいました雨。
確かにあの雨続きの梅雨の頃は
お天道様の顔が見たいと、太陽を恋い焦がれた私ですが
ちょっと雲で隠して欲しい〜そのギンギラギンの顔!
ブルーベリー畑のカエルもこの表情。

アラフォーの朝
2020/08/09
アラフォーの朝

早起きは三文の徳。
「夜は8時に寝る」習慣を子供の頃から引きずっている私は
めっぽう朝に強いという自負があります。
ブルーベリーの収穫にはもってこいなのです。
鳥も起きていない早朝に「サラの空気」を吸い込みます。
胸やけを覚えるアラフォーにとってこの朝の空気は、もはやご馳走です。
今朝の朝焼けも綺麗です。

朝のブルーベリー畑
2020/08/06
朝のブルーベリー畑

ブルーベリーの収穫に行くと色々なことがあります。

早朝にブルーベリー畑に着くと、池の蓮の花が散っていました。
昨日まで綺麗に咲いていた蓮の花びらが水面に一枚一枚小舟を浮かべた様に
浮かんでいます。なんと美しい。

夏のブルーベリー畑
2020/08/05
夏のブルーベリー畑

ブルーベリーの収穫に畑に行くと楽しいことが色々あります。
まずは、巨大なアブです。
私につきまとう羽音をスズメ蜂かと思ってダッシュで畑の中を逃げ回っていたら、父が
「それ、アブやあ(笑)」
「えーっ!!あ、、、でも、確かにアブかも。」
しっかり見てみると子供の頃よく目にした、エメラルドグリーンの目のアブではなくスズメ蜂と同じ色模様だったので
すっかり騙されていました。
っということで私の反撃開始です。
アブだったら怖くはありません。
私は生まれた時からアブは身の回りにいますから、やっつけ方もわかります。
私はジッとして息を殺します。
アブが私の射程内に止まる瞬間が勝負です。
・・・
勝負は一瞬で着きました。
私の勝ちです。
さてと、穏やかにブルーベリー摘みを再開で・・・
「うっ!」

迷うひまわり
2020/07/23
迷うひまわり

今年の梅雨はよく雨が降っています。
雨が止まない時、雨どいから滝の様に流れ出る雨水を石やガラクタでせき止めて
水を貯める「ダム(私が心の中で名付けていたこの遊びの名前)」という遊びをよくやりました。
決壊を繰り返す「ダム」の再建をビシャビシャになりながら
ひたすら繰り返すというなんの生産性もないのですが大満足してしまう遊びです。
今でも、雨どいを溢れる雨水を見るとうずうずします。
「少年の心」ならぬ、かすかに残る「少女の心」なのでしょうか(笑)?
それにしても降り続く雨にブルーベリー達の成長も気になります。
ブルーベリー畑に向かう途中にふと目にとまったのは
高さはゆうに2メートルある向日葵です。

カッパの池
2020/07/15
カッパの池

幼い頃に、池で夜な夜な鳴くウシガエルの声を「カッパ」の鳴き声だと教えられていたので、
私は池には決して近づくことはありませんでした。
池に子供だけで近寄らせないための母の知恵だったのですが、
幼い私にとっては、なかなかの恐怖です。
「近づけば、緑色の手が私の足を掴んでたちまち池の中に連れていかれる・・・。」
幼い子どもの想像力は、人間の一生の中でも桁違いに大きなスケールです。
私の頭の中では、池の「カッパ」の鳴き声を耳にするたび
色々恐ろしいカッパが誕生していました。
どのカッパも親しみの湧かないものばかりだった気がします。
元となっているのは、あのウシガエルの声ですから仕方ありません。

父と母の庭
2020/07/06
父と母の庭

父は20歳の頃から盆栽を始めた和風男子です。
庭には自分で20歳の時に植えた大きな松の木とマキの木のがあるのですが何日もかかって、
それはそれは大事に手入れをします。
苔むした庭に、風雨で趣きがでた石燈籠、手入れされた庭を見るのが至福の時。
それが、父の理想・・・。
「見て見て〜。可愛いやろ〜。咲いてん✨」
私が実家に帰ると、子どものようにルンルンしながら庭に咲いているピンクや黄色や色とりどりに咲く花を
一通り紹介してくれるのは、母です。なかなか家の中には入れません。
何を隠そう母は、西洋の庭が大好きで、松なんてちっとも興味がありませんから盆栽なんてもってのほかです。
ですから、出かけて可愛い花を見つけると買って帰り、嬉しそうに鉢を庭に並べます。
父は「苔むした庭」にしたいのですが、次から次に母の買って来た花が陣地を増やしている。
というのが実家の庭です。
父は、母が花が咲き終わって、放ってある花の鉢の手入れもします。
花が咲き終わった後も、父が剪定し肥料をやって世話をしてあげるものですから、
枯れることなくますます元気に株は大きくなります。
母は窮屈そうに茂っている花の鉢に気がつくと、地植えにしてあげます。
ですので、マキの木や松の木の下は、苔むさず
賑やかな色とりどりの花が春から秋にかけて次から次へと咲いています。
今は、紫陽花が綺麗に咲いています。

アゲハ蝶
2020/07/05
アゲハ蝶

柑橘系の木にはアゲハ蝶がよくやって来ます。
産卵のためです。
20年くらい前に初めて金柑の苗を買ったのですが、
毎年枯れずにはいるのですが、枝にはトゲだけが生えていて、葉っぱが一枚もなく
金柑の実は一つもできず、
「これ、何の木?」年を追うごとに
植えた木が本当に金柑だったんだろうかと疑うようになりました。
それから随分して、柑橘類の木にはアゲハ蝶が卵を産むので、
孵化した幼虫が葉っぱを食べる事を知りました。
「あ〜!うちも葉っぱ食べられてたんだ・・・やっぱり金柑だったんだ。」
それにしても、丸坊主になるまで食べてしまうなんて少し酷過ぎやしませんか?
幼虫さんよぅ!
おかげで、私はこの金柑の木を「何かよく分からないトゲの木」
と改名して眺めていたのですから。
だけど、1匹も「なんかよく分からないトゲの木」でサナギになっている姿は
みたコトがありません。
幼い木だったので、葉っぱを食べ尽くして、ほかの場所に餌を求めて移動していたのでしょう。
それからは、アゲハ蝶の卵が産みつけてあると、
指で卵を取り去って葉っぱを守るようにする様になりました。
昨日までは・・・。
妹から一枚の写真が送られて来ました。
「サナギ」です。

犬の遠吠え
2020/07/03
犬の遠吠え

何か言いたい時、一人前に吠える我が家の犬ですが、
今日は随分と大騒ぎしています。
猫が通ったりフェレット(?)が通りかかったのだと放っていました。
けれどもなかなか鳴き止みません。
何に向かって吠えているのかよくわからないのですが、
体を引っ込めてみたり、二歩ほど前進してみたりしながら吠えています。
犬の吠えている先をたどってみると、いました。

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