漁師町なら日本全国どこでも食べられている漬け丼。九州の東海岸の北部の100キロの間に並ぶ大分市から宮崎県北浦町の間でその呼び名がこんな変わるんですよ。味付けも微妙に違ってます。面白いですね〜
かんぱちの『りゅうきゅう』(大分市内)
ごまがたっぷりとまぶしてあるのが特徴です。甘さ控えめのきりっとした味つけです。
ぶりの『あつめし』(大分県・蒲江地区)
漁師が編み出した、通称『バクダン』と呼ばれる「タレ」が味の決め手のようです。
さばの『ひゅうが』(宮野浦地区)
小口に切った青ネギの入ったたれに、卵黄または全卵を溶かしこみます。 今回紹介した中で一番甘口。
あじの『茶漬け』(市振地区)
茶漬けの名前の通り、お茶漬けも出来るように卵は入れません。 町内で比べると一番醤油勝ちの味付け。
鯛の『お茶漬け』(古江地区)
こちらもお茶漬けにもできる上品な味付け。 今回取材させてもらった河野さん宅では練りごまがコクの決め手だとか。
地域地域はもちろんですが家庭によっても味付けが違い、皆さんこだわりがすごい! 「手前味噌」ならず「手前漬け丼」といったところでしょうかw