


4/18頃の気温は低く、Tシャツ1枚では肌寒い気温が続いていました。早めに挿して早めに収穫をしたいと計画していたのですが、苗の活着がうまくいかず、心もとない感じになっていました。

「つる返し」をした様子です。つるを伸ばしたままにしていると地面についたつるの節から芋をつけようと根を張り始めます。根を張ることに力を注がれてしまうと本体のお芋の育ちが妨げられることがあります。それを防ぐために蔓返しをおこないます。

7月1日から8月10日まで全くと言っていいほど雨が降りませんでした。安納芋、べにはるか、紫芋の苗を挿しましたが、根付くまで水やりは欠かせません。汗をかきながらの人力作業です。

私たちの農法では化学肥料、動物性堆肥、油粕、魚粉等は一切使用しません。理由は必要ないからです。植物は光合成で自分に必要な栄養分を作り出します。そして、このような肥料で野菜が育つと、種類が違う野菜でも肥料の味を感じてしまうからです(私個人の感想です)。山に生えている茂った草木を見ていると肥料を入れていないのに元気に育っています。光合成と自分の落とした葉っぱの堆肥と土の中の微生物で十分元気に育つことが出来ることがわかります。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。元旦より快晴の天気で今年もよい一年になりそうでワクワクしています。皆様にとってもよい一年でありますようお祈り申し上げます。今年も早々よりもみ殻仕込み始めます。もみ殻50kgと米ぬか50kgを玄米酵素で発酵させていきます。これが私たちの畑の命の源です。

さつまいもの原産地は、メキシコを中心とする熱帯アメリカだといわれています。沖縄が起源となったサツマイモ。中国から沖縄に伝来した1604年が起源といわれ、ヨーロッパ、アフリカ、東南アジアに普及し、中国から日本へと来たようです。

焼き上がった「安納芋」や「べにはるか」を指で軽く押して柔らかくとろっとしていれば、食べごろです。

向かって右は「安納芋」左は「べにはるか」。皮の色が違います。「安納芋」は薄いピンク色。「べにはるか」赤みの強いピンク色という感じです。160度90分、ホイルで巻いて焼きました。

大根の収穫時期なのに、ふと見ると可愛らしい大根の花が咲いていました。これから寒い冬を迎えるというのに、不思議で驚きました。こんな光景は初めてです。

11月にスナップエンドウの種まきをします。寒くなり始める時期に発芽して雪や冷たい風に耐えられるの?と思われる方も多いと思います。実はスナップエンドウ、10センチ前後の大きさが一番寒さに強いのです。一番寒い時期にこのサイズで越冬するためにこの時期に種まきをします。
