薬膳茶 【滋陰返老茶】
うぶすな定期便に同梱している薬膳茶のご紹介です。 毎月、季節にあわせて、 福岡”安樹堂”の漢方薬剤師・矢野久美子先生に オリジナルでブレンドいただいています。

秋冬は乾燥や冷えによって、 五臓の「肺」や「腎」に負担がかかりやすくなります。 特に腎を守ることは、老化を予防し若返りにも良いです。
今回のお茶の女貞子と早蓮草は、 漢方では「二至丸 (ニシガン)」と呼ばれ 老化防止や陰虚火旺の改善薬として有名です。 ほてりのない方でも服用できるように、 お腹を温める桂皮や陳皮を合わせています。
※陰虚火旺(インキョカオウ) 加齢や過労による腎の弱りや潤い不足で、 イライラやほてりなどが起こる症状
お茶の働き :滋陰・補陽・補腎
配合:女貞子 早蓮草 (カンレンソウ) 桂皮 陳皮 作り方: 300~350mlの熱湯で8~10分 (長くつけるとより成分が出ます)
効能
女貞子(ジョテイシ) :黒い種のような生薬で日本名はネズミモチと言います。 老化に関わる五臓の 「腎」を強化し、体の内側から潤いを増やします。 旱蓮草と一緒に使うとより効能UP! 黒豆のような味で薬膳料理でも使用されます。
旱蓮草(カンレンソウ ) :女貞子に似た効能を持ち、潤い不足によるほてりを冷ます効果に優れます。
桂皮 :五臓すべてを温め気血の巡りを良くします。 特に腎を温め、秋冬の冷えによって消耗しがちな陽を補います。 ※陽とは、体温を保つ、代謝を高める、やる気を出すなどのエネルギーのことを言います。
陳皮 :消化を高めて胃もたれを防いだり、胃腸や肺を温めたりする働きがあります。 腎を強くするものは胃もたれすることがあるので、予防のために入れています。

うぶすなにて、1回分に分包しています。 紙製のティーパックを使用していますので、 マイクロプラスティック溶け出しの心配はございません。
朝夕は急に冷え込んでまいりました。 11月もすこやかに過ごされますように。