Bean to Bar
最近よく聞く?Bean to Bar(ビーン・トゥー・バー)とは、何でしょう?
Bean=豆 to=から Bar=チョコレートの板
カカオ豆の仕入れから製造、販売を一貫して行うスタイルのチョコレート作りのことを指します。アメリカではじまり、その流れは世界中に広がり、日本でも広まりつつあります。
食の新しい時代
チョコレートに限らず、ここ最近は食品に対して、その生産背景、食卓に並ぶまでのストーリーまでを意識する傾向が広がっていますよね。 世界的な素材回帰のムーブメントは徐々に大きな波になってきているように感じ、食がこのように見直されるような時代が来たのかと思うと武者震いのような気持の高鳴りを感じます。
経済成長が第一優先された時代には素材の良し悪しは軽視され、大量生産・大量消費が良しとされました。その結果、経済が発展し、国民生活は安定しましたが、経済的に安定した今、食生活は次のステージへとステップアップする段階に突入したのかなぁと感じます。
それはある意味、懐古趣味、原点回帰とも言えるかもしれないですが、シンプルに「クラフト(作り手がこだわって少量生産)」や「生産者による直接販売」といった昔ながらの、手法がふたたび、注目を集めています。
食品の素材の背景を意識する人たちが増え、
Bean to Barチョコレートの流行は、この世界的な食品の素材回帰のムーブメントにちなむものと思えば、当然の流れなのかな、と思います。
一歩先の未来は、一度離れてしまった生産地と消費者さんの距離が再び近づき、生産の様子、生産者の想い、取り組みなどを含めた背景も付加価値としてお届けする、それが当たり前の世界があるのではないかと思うと、なんだかワクワクします。
トレサビリティ
どこの、誰の作ったカカオか? チョコレートの先の農家さんたちのこと、農園のことまで考えると、チョコレートの味も一味も二味も違って感じるかもしれませんね!
OCAのチョコレートは、Bean to Barよりさらに生産者と消費者さんが近い、Tree to Barのチョコレートです。 カカオの生産とチョコレートの加工を一貫して行っています。 カカオの生産から取り組む、カカオ専門店だからできるオリジナル商品がたくさんありますので、ぜひご覧くださいね!