対話をしながら
里芋の植え付けが、はじまりました!
ウチのやり方は、春まで土の中に置いておいて、掘った芋を直ぐに植え付けます。
新鮮な芋を、その場で選別しながら土付きのまま植えられるので、発芽率はほぼ100%で、元気に育ってくれます。 ただ、植え付けで注意しないといけない事が、深植えにするという事。
里芋は根菜ですが、芽を出す為に、上へ上へ育とうとします。
芋自身がお日様にあたってしまうと、綺麗な芋にならないんです。
そこでなるべく深く植え付けて、土の中で芋が育ってくれようにする事を心掛けます。
ただしウチの里芋はデカいので、植え付け器の一番大きいサイズを使う事になりますが、それだと深さが足りません。
なので植え付け器2つを合体させて、深植えできるように改造した里芋専用植え付け器を使ってます(^_^;)
里芋の植え付けも、何年も模索しましたが、運搬台を使って、定植器でチマチマ手植えする方法に落ち付きました。
芋の状態を観ながら植え付ける事ができますし、条件の悪い日でも少しずつでも進めていけます。
無農薬栽培は、色々試しましたけど、手作業の範囲で収めるのが、最終的には一番効率が良かった。というオチがとても多い(>_<)
軸になる品目は、機械で効率よく進めますが、無農薬で地域の条件に合う作物って、当然そんなに多くはありません。
地域条件に合う作物以外は機械を導入しても、費用対効果はなかなかキビシイです。
ですので、それ以外の品目は、丁寧に作業して、田んぼや作物との対話を楽しみながら、じっくり作業を進めるのが一番楽しい。
正直稼ぎにならない事が多いですが、育てる楽しみは満喫できます。
里芋は美味しいし、お客様にも喜んでもらえるし、結構売り上げも作ってくれる、とても親孝行な作物なんです(^^)♡
収穫と出荷作業は本当に大変ですが(笑)