コミュニケーション
姫路で福祉の農業法人をされてる理事長から、「先週の出荷はキレイなレタスが出せたのに、今日出そうと思ったら虫だらけだった!」と相談の電話が…。
コチラは11月だというのに連日20℃超えの気温なので、例年では考えられないような虫の被害が多発しています。
ただ暖かい気温が生育のサポートになっているのも事実です。
自然からの恩恵は大体両面を持ち合わせているので、天使と捉えるか悪魔と捉えるかは自分の考え方次第です。
日本酒で有名な【獺祭】に酒米を卸している生産者さんからも、どうにか獺祭の酒米コンクールで賞を獲れないかと相談されています。
地域のスタンダードな取り組みの良い点、問題点も考慮しながら、有機資材や炭素資材の新しい試みをどう昇華させるか。
知的ゲーム的な面白さがあるですが、微生物や元素の組み合わせなど、相当な知識も必要になってきます。
何より資材にしても、土地の環境にしても、追い風の天使にするには、真剣な対話が必要です。
そういったコミュニケーションや、パズル的な作業の組み立ても農業の楽しみです。
虫に食べられるのは勘弁ですけどねー(苦笑)