種籾選別
ウチはまず、種籾の選別からはじめます。 苗作りを始めた頃は塩水選という方法でやっていました。 水が10Lに対して食塩が2〜2.5kg必要になるのですが、その年のお米の出来により調整が必要でなかなか難しい。 濃度計で調整しながらが良いですね。 種籾が何十キロもあると、100Lくらいのバケツでやる事になるので、めちゃくちゃ大変です。 はじかれたお米は、食べるのに問題はないのですが、種籾の塩害も含めて選別が終わった後はしっかり洗わないといけません。 これがまた大変です。 ですのでウチではご縁で譲っていただいた大型の機械で選別します。 先ずはこちらの大きな機械で粗選別。 軽い籾や草種などの余計なものを風を送りながら飛ばします。
ある程度綺麗になった段階で、だつぼー君という機械で脱芒と選別を同時に行います。 これで塩害を心配せずに良質の種籾だけを選別できます。 品種が多いので、この作業だけでも凄い時間と労力がかかるんですが、やっぱり自分のとのろで自家採種した種で作った苗は明らかに元気です。 何より愛着が湧いて可愛いいんですよね(^^)