やしろ農園

生産者のお便りとお知らせ

近頃のナチュラルエッグラボ

8月

夏本番になり、灼熱の太陽。 そんな中鶏たちは元気いっぱい。

産卵数は少しずつ低下。

それは当然のこと。

ここで暮らしている鶏たちは、平飼い放牧という暮らし方。

自然環境や天候に大きく左右されます。

産卵が低下し始めた段階で、餌の配合比率を再調整。

すると...

産卵が戻り始めました。

何か特別なものを加えたでもなく、

比率を調整したのみ。

日々研究を重ねている餌。

成果が出ました。

昨年、飼料や微生物を研究されている方と出会い、その方に相談したり、現場の状況をお伝えしたりしています。

とてもありがたい出会いです。

成果が出たと、ホッとしていた矢先...

大雨の日々

お盆に入る頃から、大雨が降り始めました。

その大雨は長く続き、(約2週間の間、丸一日晴れたのは1日程度)

大雨警報が出ない日はないくらいでした。

その影響で、鶏たちは再び産卵をやめました。

あまりにも長く、雷雨など大雨だった為、 鶏たちも危険を察知したのでしょう。 「今は、産む時じゃない。」と。

早く、晴れて外で日光浴しながら、砂浴びしたりしたいだろうなと。

その大雨は、鶏舎の浸水や、損壊をもたらしました。

入雛

そんな雨の中、お盆過ぎに、新たな雛たちを迎え入れました。

しかし、雛たちを育てる予定だった、鶏舎が損壊した為、急遽別場所での育雛(雛を育てること)

急ピッチで準備を進め、なんとか迎え入れることができました。

(この損壊した鶏舎は、修復不可能ということで、建て直すことになります。 やっとはじめての新鶏舎を建てたばかり、新鶏舎用放牧場の完成間近のタイミング... しかし、今後の為に決断しました。)

新鶏舎放牧場完成〜快晴

大雨は2週間ほど続き、

そしてやっと上がりました。

と同時に最終段階でストップしていた放牧場が完成。

久方ぶりの快晴の中、鶏たちが解き放たれました!

鶏たちの喜ぶ姿。

本当に感じました。

私が幸せな気分になりました。

思い切り羽を伸ばし、お日様にあてたり、 砂浴びをしたり、 本当に、建ててよかったと。

晴れてよかったと。

我慢してくれた鶏たちに心から感謝しました。

「本当にありがとう。」

それからまた産卵も戻り、みんないつも通り暮らしています♪

卵は当たり前じゃない。

常に思います。

この子達は今日も元気いっぱい走り回っています。

ナチュラルエッグラボ 山野暖尭

デジタルデータ販売「elu」にて、鶏たちの写真のキャンバス印刷を出品しております。 こちらの売上は全て、鶏たちの飼養環境整備の為に使用させていただきます。 (今回の大雨被害による鶏舎再建にも使用させていただきます。)

ナチュラルエッグラボ長崎県(放牧養鶏/平戸平飼い放牧卵itadaki,親鶏肉,スイーツの販売)

平戸平飼い放牧卵itadaki
私たちは、なによりも卵を産んでくれる鶏達の「生き方」を大切に考えています。
自然豊かな歴史とロマンの街、長崎県は平戸の地で、平飼い放牧養鶏を行っております。
鶏たちに最適な環境を、鶏たちから学び、常に追い求めています。
青空の下、自由に駆け回り、思いきり羽根を伸ばす。
砂浴びをし、太陽を浴び、風を感じる。
そんな鶏たちが、ひとつひとつ一所懸命に産む卵。
卵は「いただく」もの。
私たちの使命は、鶏たちの「生きた証」をお届けすることです。


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