母の日

2020/03/19

春ですね!菜の花の季節がやってきました。

白菜、大根、蕪、ルッコラ…いろんな菜の花が畑で咲き乱れています。

花の間をモンシロチョウが飛び交い、蝶々の歌そのものです。

この菜の花、土手でよく見かけるような黄色の花から、紫大根は紫色、白大根やルッコラは白い花が咲きます。

見た目もさることながら、味や食感も花によって様々です。

白菜はシャキッと柔らか、ルッコラは花までしっかりルッコラの味がします。

珍しいところでいうと、赤大根やからし菜の花でしょうか。3月中下旬の一週間程しか収穫できませんが・・・。

ちなみに、「菜の花の女王」と呼ばれる白菜の菜の花は、12月に種を蒔きます。秋蒔きでは結球して白菜ができて、菜の花が咲きません。

菜の花が咲くということは、そろそろ葉物がどんどんトウダチする時期です。きれいな 菜の花をみて、現実逃避している間に、3月も下旬に向かいます。気がつけば畑の作物がどんどんなくなっていきます。さて、ボチボチ春の種蒔きをはじめよーかな・・・。 (遅すぎ!)

森の菜園鹿児島県(農業)

九州・鹿児島県の山奥の森に囲まれた畑で、夫婦と幼児で一進一退しながら、無農薬・無肥料・無灌水の露地野菜を手作業で栽培しています。森に囲まれた畑は、昼は日差しが強く空気が澄み渡り、土がとてもふかふかです。反面、冬季明け方は-5℃を越える氷の世界です。降霜以外にも、鹿・猪・兎が畑に入り食事して帰っていきます。結果として動物たちの分も多く栽培するようになりました。しかし一番怖いのは夏場の雑草で、あっという間に作物を呑み込み、地這いカボチャや胡瓜なんかは消えてしまいます。日々畑の奇跡を見ながら、農作業に励んでいます。


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