
本日は、梅雨の晴れ間を見計らって、杜仲畑の除草作業を行いました。 6月中旬に草刈りをしたばかりですが、わずか10日ほどで驚くほど雑草が伸びており、自然の力強さを感じます。
この時期は雑草の勢いも旺盛ですが、それに負けじと杜仲の木々も枝葉を伸ばし、大きな葉を広げはじめます。私たちの畑では、草をやや高めに刈り、そのまま細かくして土に還します。これにより、緑肥としても活用しながら、再び命へと循環していく土づくりを目指しています。
雑草は単なる邪魔者ではなく、その土地に必要な栄養素を含んでいたり、土の状態を教えてくれる存在でもあります。雑草の種類や育ち方を見つめることで、自然が何を語ろうとしているのかを感じることが、とても大切だと思っています。

私たちは、農薬を使わないということ以上に、自然の循環に寄り添い、生き物たちの声に耳を澄まし、土や植物、そこに息づく命と対話する農業を目指いしています。