つくる人つくる想い

夏の猛暑と野生動物の脅威:健やかさを守る養鶏の知恵

自然の変化を、これまで以上に身近に感じた一年でした。 たべるとくらすとでは、そんな一年を生産者のみなさんがどのように受け止め、日々の営みを続けてきたのか、アンケートをお願いしました。 気候の変化、鳥獣被害の有無、現地で工夫したこと、消費者のみなさんへ伝えたいこと、そして来年に向けた思い。 質問を通して、それぞれの一年を振り返っていただいています。

津軽さとやま農場(青森県 / 養鶏)

今年の気候について感じたことは?

今年の猛暑は本州最北の青森県でも非常に辛いものでした。 農場では子羊が熱中症で死亡したり、鶏の採卵率の低下やたまごの形状の奇形や大きさなど、品質管理も難しい状況でした。 暑さでの食欲の低下は即命に関わることなので毎日精神を削りました。

今年1年の気候や鳥獣被害の状況は?

秋になると去年以上に野生動物が餌を求めて小屋の周りに現れます。 野生動物は鶏を食べたり、羊にも病気の伝染の恐れがあるため駆除しなければいけません。

今年、工夫したことや取り組んだ対策は?

扇風機の増設など畜舎、鶏舎内をできるだけ涼しく保つ努力をしました。 夜22時以降に水の交換など、できるだけ冷たいお水を飲んでもらえるように試行錯誤でやった。熊もそうですが、野生動物の駆除の為に箱罠を仕掛けました。

消費者に伝えたいことはありますか?

私たちの農場では、生産効率よりも動物達の命、生活を最優先させています。元々平飼い養鶏卵は非効率な生産方法ではありますが、その分、美味しいたまごを産んでくれます。 鶏と羊がゆったりと安心して育ってくれる環境を目指しています。

来年に向けての思いを教えてください

来年は新鶏舎の造設と羽数も増やしたいと考えております。羽数が増えても命ファーストでやっていこうと思っています。


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