つくる人つくる想い

素材から感じる生態系の変化:自然のゆらぎを大切にする醸造の哲学

自然の変化を、これまで以上に身近に感じた一年でした。 たべるとくらすとでは、そんな一年を生産者のみなさんがどのように受け止め、日々の営みを続けてきたのか、アンケートをお願いしました。

酢之宮醸造所(千葉県 / 醸造所)

今年1年の気候や鳥獣被害の状況は?

被害ではありませんが、柿農家さんも私たち加工者も共通して気づいたのは、今年は黄色ショウジョウバエが出なかったことです。 柿農家さんが初めて「生態系の変化を感じた」とおっしゃっていました。 私たち自身も、10年以上続けてきてコバエが出なかったのは初めてです。 (キイロショウジョウバエは"フルーツフライ"と呼ばれ、お腹に酵母を持ち、病原菌を持たない種類です。) また、長崎では煮干し用のカタクチイワシが獲れなくなり、漁場が北上しているとも聞きました。

消費者に伝えたいことはありますか?

生態系の一番下にある昆虫が変われば、その上にいる動物の生態も変わります。 魚も同じで、小魚が本来の場所で獲れなくなってきたことは、その先に続く変化を意味します。 「今まであったのに、いつの間にか無くなっているものがないか」と気にかけるだけでも違うと思います。

来年に向けての思いを教えてください

これまで以上に、自然に還すことを意識して生活しようと思います。


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