
食べることで未来を守る
草原の緑、海の青、いのち巡る世界――。 自然と人をつなぐおいしい循環を、一緒に育てていきませんか。
千年にわたり受け継がれてきた草原 未来へ残すために、羊と共に歩む挑戦

生物多様性を育む草原
阿蘇の草原は「日本最大級の半自然草原」。放牧や野焼きといった人々の営みによって守られ、絶滅危惧種を含む約600種が暮らす生物多様性の宝庫です。炭素を土に蓄える働きもあり、脱炭素にも貢献する貴重な自然資源です。
草原を未来へ
草原を維持するために欠かせない「野焼き」は、後継者不足や高齢化により年々困難に。その負担を和らげるのが放牧です。羊が草を食べることで草丈が短く保たれ、生態系維持に貢献。羊は牛の約10分の1の飼料で育つため、環境への負荷も少なく、草原保全に適した存在です。
健康を支える羊肉
高タンパク・低脂肪で、消化も軽やか。鉄分やビタミンB群も豊富で、加齢で不足しがちな栄養を補えます。「クセが強い」と思われがちですが、丁寧に処理された羊肉は上品で爽やか。ワインにも合い、グリルからカレーまで幅広く楽しめます。
豊かな海を育み、支える 海を守る海苔のちから

海を浄化し、海を守る
海苔は海中の窒素・リン・ケイ素などを吸収し、光合成で二酸化炭素を酸素に変えることで海を浄化し、温暖化防止にも寄与。プランクトンが育ち、魚が育つ。海苔は、豊かな海の生態系を支える存在なのです。
変わりゆく海に挑む
近年、海水温の上昇によって海苔の生育は難しくなり、漁期もかつての3カ月からわずか1カ月に短縮されています。そこで、高水温に強い品種の研究にも挑戦。自然に近い養殖方法で、持続可能で安心できる美味しい海苔を守り続けています。
毎日の食卓に
パリッと香ばしく、ほどよい厚みのある海苔は、どんな食材とも相性抜群。ご飯やおにぎり、サラダやスープに加えるだけで、効率よく栄養をプラスできます。日々の食卓に取り入れることで、健康と海の未来、両方を守ることにつながります。
自然と循環が育むはちみつ やさしい甘さを食卓へ

生態系を支えるミツバチ
植物の受粉を助け、森や生態系を育むミツバチ。世界の農作物の約3分の1はミツバチの働きに支えられていると言われます。ミツバチの環境を守ることは、私たちの未来を守ることにつながります。
自然に寄り添う養蜂
蜜源には、日本や北海道に自生してきたハーブを無農薬で栽培。化学肥料や抗生物質、防ダニ剤を使わない自然養蜂を行っています。蜜を採り終えたハーブは手摘みで種を採り、翌年また苗を育てる――環境にやさしい循環を大切にしています。
季節ごとの豊かな味わい
ハチミツは非加熱なので栄養そのまま。丁寧に濾過・瓶詰めしています。季節の花々が生み出す自然な味と香りをそのまま閉じ込めています。クローバーやラベンダーなど、北海道に夏の訪れを告げる花の恵みを、日々の食卓でお楽しみください。
食べることは、未来を選ぶこと。一緒に、未来につながる選択をはじめましょう。


