私たち夫婦は元々東京で生まれ育ちました。
夫の私浩己は、大学卒業後は分譲マンションの不動産会社で営業職をしておりました。
東京では新宿で一人暮らししていて、大学生時代から食べるものは大量生産される添加物がたくさん入った安いものばかり。
ある日めまいがして起き上がれなくなったことで、食べ物をしっかりしなくてはと思ったのです。
サブプライムローン問題を機に不動産会社を止め、自分が本当にしたいことを見つめなおし有機農業や環境問題に関心がうつっていきました。
それまでコンビニ食、ファーストフードなどを疑問に思わなかったので、実際に有機農家さんが作った野菜を食べていると、自分の身体の変化に驚きました。
その後有機農業研究会青年部に入り、家の近くの有機農家さんの畑で研修をしていました。
その頃に自然農法の福岡正信さんの「わら一本の革命」という本を読み、衝撃を受けたのが今でも田んぼを続けているきっかけです。
妻の裕美は、大学在学中から体づくりに携わり、トレーナー、エステティシャン、セラピストなどを仕事としておりました。
体と向き合ううちに、食、そして農への興味がわき、農ある暮らしを志向するように。
東京近郊では農業が難しいと考えていたこともあり、311の震災をきっかけに東京からIターンで島根県雲南市に移住。
移住後は雲南市地域おこし協力隊として活動して、現在もサポートデスクスタッフをしながらつちのと舎での活動と合わせて、元気な体づくりと、元気な地域づくりをテーマに、小中学校のダンス講師など忙しくしています。
移住当初は農業を一緒にやるプランもあったのですが、妻の仕事が忙しくて完全に農業にを一緒というわけにはいきませんが、力を合わせて夫婦二人で頑張っております。
島根に移住した当初は県の農業体験制度を活用し、近くの農家さんで水稲の栽培管理、ぶどうの栽培から販売まで学びました。
3年間して雲南市の制度で農地付き空き家を購入。
現在は、自家焙煎珈琲で出店をしつつ、家の近くの3反5畝の田んぼで在来種8種類の稲を育てており、その中で主要に作っているのが自然農向きの強い品種「ハッピーヒル」と「旭一号」です。