もみ殻・米ぬかが欲しいと電話が有りました。
量を聞きたくて詳しく聞くと、あいまいな感じなので、菜園をどのような栽培でと聞いてみると、そこもはっきりしません。
有機物を土に入れたら、虫が湧く寄って来る事を話しますと余計に迷われたようです。
最初に、米ぬかやもみ殻を入れると、継続して入れないと行けないと思われたようです。
安全な野菜を作りたい、美味しい野菜が食べたいと思われて有機栽培をしたいと思われておりますが、実際は簡単ではない現実にあたります。
有機肥料も2種類あり、草木を使用した植物有機肥料と牛糞鶏糞豚糞などの糞尿や骨肉を利用した動物有機肥料があります。
多くの自然栽培を名乗るところは、糞尿などの動物有機肥料を使用しない、植物有機肥料のみを使用する農家が多いようです。
動物有機肥料・植物有機肥料どちらも、収穫量を増やす事が出来る有機肥料です。
日本の有機JAS認定が化学農薬以外の農薬を30種類以上使用できるのは、有機栽培で無農薬が困難だからでしょうね。
わたしの自然栽培米(無肥料・無農薬栽培)コシヒカリは、動物有機・植物有機も持ち込まない自然栽培です。
どんな肥料を入れても虫が湧く、寄って来るこれが自然の原理原則です。
安全を取るか収穫量を重視するかは人間次第ですね。
わたしは、安全にとことん「こだわった無肥料・無農薬栽培です」
無添加・無肥料・無農薬栽培を世界に広げるプロジェクト
追伸
一説には、肥料を吸った植物は、肥料毒が含まれ危険な食べ物だから人間が食べないように虫が食べてくれていると言う話もあります。
人を守ってくれていると思うと理屈が合致しますね。