
シンチャオ♪
バリア=ブンタウ省は、2025年7月1日から、旧ホーチミン市と合併(ビンズオン省との3地区の合併)し新ホーチミン市として新たなスタートをしました。
ベトナム・旧バリア=ブンタウ省チャウドゥクの自然豊かな土地に根ざす、OCAのチョコレート工房。
OCA では、近代的な設備を備えながらも、あえてフルオートメーションにはせず、人の手と機械、それぞれが担うべき役割を大切にしたチョコレートづくりを行なっています。
たとえば、チョコレートづくりの中でも特に重要な「テンパリング」工程。温度を緻密に管理しながら、チョコレートに美しい艶とくちどけの良さを与えるこの作業を、OCAでは驚かれるほど丁寧に、職人が手作業で行っています。

原材料用の小さなペレット状のチョコレートも、型に流し込むところから、しっかりと職人の手で仕上げています。 滑らかに溶けたチョコレートが型に注がれていく光景には、どこか静かな緊張感と、素材に向き合う真剣なまなざしが感じられます。
効率だけを追い求めるのではなく、“目の届く範囲で、心を込めてつくる”。それがOCAのものづくりの根本にあります。原材料用の小さなペレット状のチョコレートも、型に流し込むところから、しっかりと職人の手で仕上げています。 滑らかに溶けたチョコレートが型に注がれていく光景には、どこか静かな緊張感と、素材に向き合う真剣なまなざしが感じられます。
そして、完成したチョコレートが小売用として出荷される際には、ひとつひとつ、丁寧に手で包んでいきます。 包装も、ただの作業ではありません。チョコレートを手に取ってくださる方のことを思い浮かべながら、「ありがとう」と「どうぞ、召し上がってください」の気持ちを込めて、スタッフたちが手際よく、でも丁寧に包みを重ねていきます。
このような手間をかけることは、今の時代、珍しいことかもしれません。
でも、OCAではあえてその「手間」を大切にしています。
私たちOCAが目指しているのは、単なるチョコレートの生産ではなく、カカオという植物が生まれ育つ土地、関わる人、そして手に取ってくださる皆さまとの“つながり”を感じられる循環型のものづくり。
自然に寄り添った農業と、機械と手の力を融合させた丁寧な加工。 この二つが支え合いながら、OCAのチョコレートは生まれています。
これからもOCAは、「育てる・つくる・つながる」喜びを、一粒のチョコレートに込めて、丁寧に届けてまいります。