バックビーチが生まれ変わろうとしています

シンチャオ♪
今日は、私たちのカカオ農園と工場があるベトナム・バリア=ブンタウ省ブンタウ市の最新の風景をお届けしたいと思います。
OCAの農園と工場があるチャウドゥク県から車で1時間ほど。 海辺のリゾート地として知られるブンタウ市の「バックビーチ」が、いま大きく姿を変えつつあります。
3.4kmにわたるビーチ沿いの整備プロジェクトが進められ、 4月30日(ベトナム南部開放記念日・50周年)に、その一部が開放されました。
先月通りがかったときはまだ工事中だったので、「間に合うのかな?」と思っていましたが… さすがベトナム。本番にはきっちり合わせてくるその勢いに、いつも驚かされます。
自然と人がふれあう場所へ

海岸沿いには、美しく整備されたバイサウ公園が誕生し、 新しい5つ星ホテルが次々と建設される予定もあります。
今後は観光地としてもますます注目されそうですが、 昔ながらの小さなホテルが少しずつ姿を消していくのを見ると、少し寂しい気もします。
ベトナム国内のSNSでも、「自然のままが良かった」という声もあるようです。
でも、今回の改修は海を埋め立てるのではなく、自然を活かすかたちで整備が進められているとのこと。 私の故郷・日本では、何十キロものコンクリートの防潮堤が続く海岸線が当たり前だったので、 そう思うと、この変化はやさしい進化なのかもしれません。

未来へつながるこの場所

バリア=ブンタウ省には、全長300kmを超える海岸線があります。 そして今年8月、ベトナムでは国家規模の行政再編が予定されており、 このバリア=ブンタウ省が、ホーチミンシティやビンズオン省と統合されると報じられています。
これから、この地は新しいホーチミンシティ”の一部として再定義されていくのかもしれません。
OCAのふるさとへ、ぜひ遊びに来てください

私たちOCAにとって、バリア=ブンタウはただの事業地ではありません。 農園があり、工場があり、仲間たちがいて、 カカオが育ち、チョコレートが生まれる、かけがえのない「ふるさと」です。
ホーチミンから車で1〜2時間。 少し足をのばして、 のんびりした海辺や、緑の中のカカオ農園、そして工場の香りに包まれた空間に、ぜひ遊びに来てください。
私たちは、いつでもここにいます。 自然とともに、変化とともに、今日もまたカカオを大切に育てながら。
お待ちしています!

