土作りが終わったら次は種籾の用意をします。
先ずは風選機で一緒に刈ってしまっている雑草などを飛ばします。
そして脱芒と言って籾の先に生えてる毛みたいなものを取りながら、良種のみを選別してくれる機械で、ズッシリと密度感のある種を大きさを揃えて選んでいきます。
最終的には確保しておいた籾が半分くらいの量になってしまうので、ナカナカ贅沢な作業です。
残った籾ももちろん食べれるのですが、ウチでは玄米にして、発酵させて玄米酵素液として田んぼに還すようにしています。
食べる分以外はなるべく土地に戻すようにして、忘れがちな感謝を意識するようにしてます。
今日は月に一度の武学農園です。
農業体験と武術を通して身体の使い方を学んでいます。
土地も身体も、人智を遥かに超えた機能を持った存在です。
それを自由に使わせてもらってる事への感謝と、より上手く使えるようになる為の勉強をしています。
農業体験は玉ねぎの植え付けを。
これを春に玉ねぎ糀にするワークショップもします。
楽しみでいっぱいです(^^)
お米が無い期間は報告をザボってたのでm(_ _)mあらためてウチの稲作をレポートしていきたいと思います。
先ずは冬の間に土作り。
天地返しと言って、土の下層部を掘り上げて空気と寒さにあててあげます。
こうする事で微生物が少なくて、あまり動きのない土の下の部分を活性化させてあげます。
昔は牛ちゃんを使ってスキで掘り上げていた作業。
ウチは頼れる相棒トラクターにディスクロータリーという機械をつけて行います。
そして緑肥と言って、次の稲作のエネルギー源になる植物を育てます。
枯れた植物が次の生命の糧になるのは自然界では当たり前の事ですが、農地では非効率として排除されます。
自然栽培の農家はこの当たり前の循環を農地で再現させます。
ウチではレンゲや麦、ヘアリーベッチやソルゴーなど、豆科や稲科の作物を育てて、それを土に還しています。
通常の稲作に比べると収穫量は激減しますが、ナチュラルに元気に育ってくれますし、何より美味しく実ってくれます。
将来的には緑肥の種も自分で採れるようになりたいなーと現在試行錯誤中です。
コンバインの調子が悪くて、まさかの手刈りになってしまったのですが、何と1反を刈り切ってくれました!
私はトラブル続きでアタフタしていただけなのですが(笑)みんな何も言わなくてもテキパキ進めてくれて助かりました(^^)
体験会のお米はいつも思い入れが強くなっちゃいます。
来年用の種籾はいつも体験会のお米にしてしまうのですが、今年もそうしようと決意(≧∇≦)
収穫祭で皆んなと食べるのが今から楽しみです(^^)
昨日は三宮でマルシェでした!
新米を紹介できて嬉しかったです(^^)
去年から米粉を作りはじめてから、色んな方が素敵な料理に変身させてくれていて、はじめてよかったなーとシミジミ。
マルシェの仲間が使ってくれる事が多く、繋がりの有り難さをいつも感じています。
今日はマルシェ仲間が多く参加してくれる稲刈り体験会です。
皆んなと目一杯楽しみたいと思います\(^o^)/
今年もなんとか新米コシヒカリお届けできる運びになりました!
令和4年度産は多くの方に選んでいただけて本当にありがとうございましたm(_ _)m
毎年の事ですが今年もトラブルの連続で実際にお米が用意できるまで全く安心できませんでたが(^_^;)無事に用意が出来て一安心しました。
先ずは地元の住吉神社に奉納を。
神主さんにも喜んでいただけて良かったです(^^)
お米を仕込んで収穫までの道程を、毎年見届ける事ができるのが本当に幸せだと思います。
育てる楽しさに、育ってくれる喜び、育んでくれる神秘と愛の大きさを感じる事ができて、今年も沢山の感謝を味わう事ができました。
私達農家は、ここから更にお客様から、喜びや感謝までいただけます。
今年も皆さんの美味しい笑顔に貢献できる事を願っています。
令和5年の私達のお米もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
オール神戸産コンブチャ目指しての第一歩!
ハワイアンコンブチャさんと一緒にお茶の木の植樹をしましたー\(^o^)/
4月23日(日)の野草摘み菜のイベントのあっこ先生も参加してくれましたよ(^^)
手摘みで手揉みの無農薬のお茶なんて想像するだけで美味しいやろぉなーと妄想が(^艸^)
柚子やスダチなど、コンブチャとよく合いそうな木も植えました。
菜園くらいの圃場なので、あっという間にいっぱいになってしまいましたが上手く育って欲しいなー。
里芋の植え付けが、はじまりました!
ウチのやり方は、春まで土の中に置いておいて、掘った芋を直ぐに植え付けます。
新鮮な芋を、その場で選別しながら土付きのまま植えられるので、発芽率はほぼ100%で、元気に育ってくれます。
ただ、植え付けで注意しないといけない事が、深植えにするという事。
里芋は根菜ですが、芽を出す為に、上へ上へ育とうとします。
芋自身がお日様にあたってしまうと、綺麗な芋にならないんです。
そこでなるべく深く植え付けて、土の中で芋が育ってくれようにする事を心掛けます。
ただしウチの里芋はデカいので、植え付け器の一番大きいサイズを使う事になりますが、それだと深さが足りません。
なので植え付け器2つを合体させて、深植えできるように改造した里芋専用植え付け器を使ってます(^_^;)
里芋の植え付けも、何年も模索しましたが、運搬台を使って、定植器でチマチマ手植えする方法に落ち付きました。
芋の状態を観ながら植え付ける事ができますし、条件の悪い日でも少しずつでも進めていけます。
無農薬栽培は、色々試しましたけど、手作業の範囲で収めるのが、最終的には一番効率が良かった。というオチがとても多い(>_
今年も稲の準備に追われています。
今日は、選別が終わった種モミを、温湯で消毒しました。
58℃〜60℃で10分〜15分浸ける作業ですが、全部で100kg以上あります(>_
神戸湊川のテントコーヒーさんと試行錯誤を繰り返してやっと玄米コーヒーを販売出来る運びになりました!
土鍋での焙煎ですので、一度に沢山はできませんが、毎回手作業で心を込めて作ってしただいてます(^^)
我が子かわいいフィルターは毎回ガッツリかかってるとは思うんですが、めっちゃ美味しく仕上げていただげしたー\(^o^)/
カラダを整える効果は抜群ですので、美味しく、美しく、元気も全部欲張ってください(^^)
深く炒った玄米の黒焼きは、【起死回生の妙薬】ともいわれる、【玄神】として知られた漢方薬です。
昔は玄米以外にも、梅干、昆布、ナスやノビルなど色々なものが黒焼きにされ、漢方として重宝されていたようです。
黒焼き玄米は、血液をサラサラにし、体温を上げ、冷え症、低体温の人は体がポカポカと温まります。
更に菌やウイルスの感染を防いだり、毒素や老廃物の排泄効果が高いといわれています。
真っ黒な炭が、汚れた水を浄化する事は皆さんご存知だと思いますが、血液をはじめ、体中の水分の浄化作用が、黒焼きした玄米には期待できるようです。
ですが、科学物質を炭化させると、逆効果の可能性が高まります。
玄米コーヒーを作るにあたって、自然栽培で作った、私どもの【イセヒカリ】でお届けする事に意味がありました。
人為的に作った改良品種ではなく、伊勢神宮の御神田で、無為の中から生まれたのがイセヒカリです。
そのイセヒカリを、神戸のテントコーヒーさんに土鍋で、深く焙煎していただき、黒焼き玄米にしました。
更に手軽に飲んでいただけるように、煎った玄米を細かく粉砕して、ティーパック包装の形にしています。
コーヒーは大好きだけど、カラダを冷やす事に抵抗がある方は沢山いらっしゃると思います。
女性でカフェインに躊躇いがある方も、沢山いらっしゃると思います。
【テントコーヒー×農業!たいこや】の玄米コーヒーは、ノンカフェインで、カラダをキレイにしながら、様々な健康効果も期待できます。
土鍋で炊いたご飯が、ふっからと温かみのある炊き上がりになる様に、土鍋で煎った玄米もとても優しい仕上がりになります。
私どもが、こだわりと手間をかけて育てた自然栽培のイセヒカリに、テントコーヒーさんの手が加わる事で、とても味わい深くてカラダにも優しいものが出来たと思います。
ホッと一息つきながら、皆さんに、あたたかみのある、安心できる味わいを楽しんでいただけたら嬉しいです(^^)
武学×農業体験会、今年の稲作りも本格的にスタートです!
今年はフィニッシュの餅つきまでを目指して、もち米作りにチャレンジです!
茨城や愛媛など遠方からも参加していただき、新しい気付きも沢山あり、随分盛り上がった一日になりました(^^)
無農薬栽培は、作物に自力で育ってもらえるように、下地を作っていく作業とも言えます。
その為には自然界の法則やシステムを把握してしていく必要がありますが、知れば知るほどその精緻さや神秘性に驚きます。
武術は体の構造や、エネルギーの仕組みを教えていただいてます。
体の事も知れば知るほど畏敬と感謝が大きくなる所は一緒です。
武も農も深く取組む程、途方もなく凄くて有難い場所やカラダや仕組みを使わせてもらってる事に気付けます。
武という字はホコを止めると書きます。
強くなれば相手に勝つ事も、争いを止める事も出来ます。
農も自分の為の実りを追求する事も、世界をバランスさせる事も可能です。
どちらも大事だと思いますが、極端にならないように、いつも笑顔でいられる時間を皆んなで作っていきたいなーと改めて思った一日でした。
4月は餅米の苗作りをする予定です。
お時間合う方は是非参加しに来て下さーい\(^o^)/