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生産者のお便りとお知らせ

種まき。そして苗床に移動。農薬不使用のお米作りで最もハードな仕事のひとつです!

2024/04/25

先週、農林22号の種まきをしました。 今年も合計約500枚の苗箱数になります。 もうさすがに何年もやっていることではあるので、ずいぶんと慣れてはきました^^ 午前中は1人でやっていたんですが、案外できるもんだなと。 この日準備できたのは430枚。奥さんも頑張ってくれてなかなかスムーズにできました。過去一番でいい感じかも^^

この作業の1〜3日後に苗箱を苗床に移します。

天候や、気温、土の乾き方など考慮して日にちを決めます。 苗箱を移動させる前日か当日の朝に耕運機で土の表面を耕起。 水を一旦土が全て浸かるまで入れて落とします。 その後クイックレベラーという機械で土の表面をトロトロにします。

↑この作業がなかなか足を泥に取られてむずかしいです。息切れしまくりでした。痩せたい。

そして根切りシートというシートを敷きつめてから、地道に丁寧に箱を並べていきます。 水やりを表面に適度にしてから、保湿のためにラブシート(不織布)、シルバーポリトウを敷き詰めて完成。気温が高いとここにさらに遮光ネットをかけて温度を下げますがいい感じの気温が続いています。

今年も友人が手伝いに来てくれ3人での作業。 朝6時くらいからぼちぼち始めて、お昼休憩を挟んで終わったのが2時過ぎでしたかね。 この日は410枚できました。過去一番というくらいに綺麗にできました^^ ホッと一安心。。。 予定では次の日に続けてコシヒカリの種まきと思っていたんですが、天気の関係でできず。 土が一旦乾いてからの作業をしたいので、今週のどこかでやっていく予定です。

毎年何かしら改善させてはいるんですが。まだまだうまくやっていけそうです。 奥さんとも話をしていくつかはアイディアがでてきました。よりよくなっていくというのは気持ちがいいもんです。がんばろ〜

最後まで読んでいただきありがとうございました^^

現在の田んぼの状態です。いくつかの田んぼはれんげがいい感じで咲き乱れています。山の方の田んぼはヘアリーベッチがちらほらと咲いていました。

木下農園兵庫県(農業)

木下農園は12代続いている農家です。
木下農園の田んぼは、丹生山の山の麓にあり、粘土質な土と、寒暖の差、良質な水などから、古くからお米つくりが行われてきました。
昔ながらの農法を大切に栽培期間中、農薬・除草剤・化学肥料不使用でお米の生産に取り組んでいます。
草管理に除草剤は使わず、中耕除草機や手作業で抑草をしています。
肥料となるのはお米収穫後に出る稲の体(藁)、秋から春にかけて出てくる草や花です。
ご先祖様からの土を守り、次の世代に安全な環境と食を届けるため、日々切磋琢磨しています。
農薬を撒かない田んぼには鳥や虫、植物など、たくさんの生物が集まります。生物たちが田んぼで心地よく生活をしてゆく環境を整えれば整えるほど、土がどんどん肥えてゆくのです。
まさに、自然と繋がりながら稲作りをしています。
お米の保存は玄米を特殊な保存袋(レーベントパック)にいれておこなっています。ご注文があってから精米をしています。籾でも保存をしており、年に数回にわけて籾摺りをし鮮度を最大限保っています。

年内まだ間に合う