お正月特集

生産者のお便りとお知らせ

木下農園のこれまで2

2021/12/31

お師匠さんとの出会い。

農業を始めて2年が経った頃、お知り合いの紹介で同じ兵庫県で農薬、肥料、除草剤を使わずにしかも不耕起栽培でお米を作っている方との出会いがありました。 彼の田んぼに始めて連れていっていただいたときには田んぼの環境の違いに驚きました。 見るからに田んぼが熟成されているというか、エネルギーに満ち溢れているというのか。 そして除草剤や農薬を使わないとこうも生き物たちが変わってくるのかと、自分が取り組んでいる田んぼももっともっとよくしたいという思いが増しました。 小さい時には当たり前のようにいた、たにしや、ゲンゴロウ、さまざまな生き物たちが住んでいた場所。彼らが戻ってきたくなる田んぼにしたい!と思いました。 お師匠さんからは、1年間を通してさまざまなことを学ばせていただきました。 お米作りの具体的な方法というところでは、苗作り、準備、機械のメンテナンス、山のようにあります。ただ、一番最初のレッスンで最初にいわれたことばは、自信をもってください。ということでした。 木下さんが思った通りにこの世界はなっていく。 お客様も木下さんの出す波動、エネルギーに共鳴してきていただける。と。 今もどっしりとと思い描くような自信があるかといえば、わからないんですが、今年お米作り5年目を終えて少しは成長というものを感じてはいます。 毎年、やればやるほどにでてくるのは学び。 成長を感じながらよりよいものを、持続できる形で続けていけるように。 来年からもごきげんでバランス良くやっていきたいと思っています^^

木下農園兵庫県(農業)

木下農園は12代続いている農家です。
木下農園の田んぼは、丹生山の山の麓にあり、粘土質な土と、寒暖の差、良質な水などから、古くからお米つくりが行われてきました。
昔ながらの農法を大切に栽培期間中、農薬・除草剤・化学肥料不使用でお米の生産に取り組んでいます。
草管理に除草剤は使わず、中耕除草機や手作業で抑草をしています。
肥料となるのはお米収穫後に出る稲の体(藁)、秋から春にかけて出てくる草や花です。
ご先祖様からの土を守り、次の世代に安全な環境と食を届けるため、日々切磋琢磨しています。
農薬を撒かない田んぼには鳥や虫、植物など、たくさんの生物が集まります。生物たちが田んぼで心地よく生活をしてゆく環境を整えれば整えるほど、土がどんどん肥えてゆくのです。
まさに、自然と繋がりながら稲作りをしています。
お米の保存は玄米を特殊な保存袋(レーベントパック)にいれておこなっています。ご注文があってから精米をしています。籾でも保存をしており、年に数回にわけて籾摺りをし鮮度を最大限保っています。

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