かおるつくば 長治園について

先祖代々受け継いだ茨城の土地で農薬と化学肥料を使わずお茶を育てています

長治園は初代・長塚権八郎が大正10年に開業した茶園です。 現在h四代目である私、長塚文志(ふみゆき)が受け継ぎました。 無農薬で、良質な茶畑にするには、良質の土づくりを大切です。 害虫が発生すれば駆除したり、雑草が生えれば手で取ったりと、手間を惜しまず茶畑を守っています。 茶畑に愛情をそそぐと、お茶の木も頑張りおいしい茶葉の成長へと応えてくれます。

無農薬栽培を始めた理由

2000年頃から無農薬栽培をスタートさせました。 農薬散布に体調崩した経緯もあり、研修先の静岡でできるのならばここ茨城でも出来るだろうと思ったのがきっかけです。 普段の食生活は家族みんなで意識しており、体に安全なものを取り入れたいと思っています。 私は4代目ですが、確かにもともと農薬がなかった時代でもお茶栽培は盛んに行われていたはず。 静岡のお茶農園で修行していた時代にも実際に無農薬のお茶が美味しく育つのを見てきました。 農薬に代わるものや、微生物などを使うことも特にはしておらず、自然に沿った自然のままの自然栽培に近い栽培方法を実践しています。 情報があまり無い中で探りながら、無農薬栽培を初めておおよそ5〜6年目から慣行から無農薬に変更することができました。 同じ市内でも同じような無農薬栽培の農家さんは数件程度ですが、農薬がなくても美味しいお茶をつくることを第一に考え、そこに向かって頑張っています。

無農薬栽培を選んでいただけるように、手間暇惜しまず頑張ります

お茶は品種によって味が違うので、無農薬だからこういう味だ、というものでは無いかもしれません。 味の説明がしづらく、無農薬だからこそという点が伝わりつらいと感じていますが、ぜひ皆さんに安心してお茶を楽しんで欲しいです。 地元でも無農薬のお茶だと意識して購入いただくことは少ないので、もっと健康的な無農薬のお茶が広まって欲しいという願いもあります。 大変な作業もたくさんありますが、お客様の『おいしかった』という声が聞きたくて、いつも一生懸命においしいお茶づくりを励んでいます。 その無農薬栽培のお茶を飲んで心より『おいしい』と感じていただけたら本当にうれしいです。