私たち夫婦は、大学生の頃に「いつか地球を守る仕事を一緒にしようね!」と約束し、二人の名前を組み合わせたemininiという名前で活動することを目標にしてきました。
地球を守る活動をしたいと考えていたものの、どうすればいいかわからず、私は京都大学理学部で宇宙物理を専攻し、その後半導体のエンジニアに。
半導体メーカーへ就職した経験も、今の農業という選択につながっています。
動物が大好きだった妻は獣医師となりました。
妻は幼少期から環境問題に関心があり、小学生の頃にはウミガメ生息域における空港建設反対の手紙を書いたり、野生動物を守りたいという思いから獣医師になったほどです。
しかし、様々な環境活動に参加する中で、私たちの人生を大きく変える出来事が起こります。第一子となるはずだった赤ちゃんの流産です。
何がいけなかったのだろう……と落ち込み悲しむ日々の中で、私たちは生命が「食べたものでできている」という当たり前の事実に改めて気付きました。
それをきっかけに、食べることと暮らすことを見直し、より自然で気持ちの良い生き方を模索する中で、オーガニックな生活に行き着きました。
そして、これが私たちが約束した、地球を守る仕事だったんだ!と実感。
最終的に脱サラしてeminini organic farmという屋号でオーガニック農家になることを決意したのです。