遅れて登場悪いヤツ
私たちがいつも作業をしている圃場では、育てている野菜達と別に色んな生き物や植物達が住んでいます。 そんな中雨が降り気温が高くなると、みるみる草が畑を覆います。 その悪いやつは他の草よりも少し遅くから出てくるんですよ。 伸びた草抜いているとチクっ! と鋭い棘が手袋を貫通して良く手をケガしちゃうんですよね。 その犯人の名前は、ワルナスビ。 見た目がナスビの葉や花にそっくりな植物ですが これがまた、とっても悪くて手強いヤツなんですよ。
無敵のワルナスビ
パッと見はキレイな花を付けて可愛いんですが 裏の顔が凄い! 元々は、ヨーロッパなどから家畜用の牧草に種子が混ざって日本に入ってきた外来種で 茎と葉に鋭い棘があり、葉の裏にまで棘があります。 ソラニンと言う毒性も持っており食べることは出来ないです。 おまけに繁殖力がとても旺盛で 種子からと、切れた根からも栄養繁殖し 1年を通して発芽します。 棘はあるし、毒もあって、それに良く増える。 ワルナスビの天敵もほとんどいないので、ほぼ無敵状態で畑に生えています。 今度どうやって向き合って行こうか考えさせられますよね。 とりあえず、ワルナスビを抜く時は 地面ギリギリの株元は棘がないのでそこを待つと抜きやすいですよ。