母の日

Deai orchard

生産者のお便りとお知らせ
天体
2021/11/24
天体

車を運転しているとなんだか前の車がものすごく安全運転。
おやおや?
注意して走ります。
その理由は程なくして分かりました。
「 ! にじ。」
静々と降る雨に、夕陽が刺さってくっきりはっきりの虹。
この景色に皆、運転する速度を落としていたというわけです。
ささくれだった心や、無味乾燥とした日々に
「フワーーっ」と七色の光が心に拍動を戻した様な感覚に浸ります。
秋の夕方の雨。
こんな寂しいが詰まった景色に、何とも憎い演出です。
すれ違う対向車の車の運転している人に、
「虹。ですね。」
という心の声を顔面いっぱいに表現しながら帰りました。

秋の空
2021/11/17
秋の空

空の青さは、季節が変わるごとに違う色が広がります。
見上げる事さえ強い太陽の光に拒まれてしまう夏が終わり
安定の爽やかさの秋の空はお腹いっぱいに吸い込んでしまいたくなるほどです。
一斉に秋を彩る花花も、ぐうっと伸びをして緊張をほぐしゆったりとしている様です。
だから、私にもゆったりとした気持ちが伝染します。
寛容さが胃袋にも伝わり美味しい秋のご馳走も食べ過ぎてしまうわけです。
妊婦さんの様なまあるいお腹を撫でながら、「なつかし〜」なんて危機感ゼロの感想を抱くのです。
そんなわけですから
秋は素晴らしい季節です。

甥っ子が遊んだ残り香です(笑)
この小さなダンプカーとショベルカーが土を運んだとみられる山と掘られた穴があります。

ギックリ腰と銀杏のつづき
2021/11/16
ギックリ腰と銀杏のつづき

そんな訳で今日の予定は変更になりました。
銀杏の森へ行きますと、銀杏が一面に落ちています。
ダウンしている母の偉大な働きがここでも見て取れます。
いつもよく働く母に少し休養をしなさいと神様仏様が言っているのかもしれません。
そんな訳で、妹と銀杏を拾い始めたところ・・・。
何か気配を感じたので木に目をやると
「マムシ!」です。
シュルシュルと木を登っているへびがいました。
模様を見て可愛い方のへびではないとすぐにわかりました。
この戦いは一撃で!それが鉄則です。
しかし、手元には武器になるようなものはありません。
しかも木の上で、高い位置です。
竹ぼうきで蛇をはらって落としてやっつけようと考えました。
「えーー!やめてーーーー!マムシにあったら、逃げるのが一番ってネットに書いてあったって!」
私の計画に、大いに怯える妹。
くじけそうになります。
奮い立たせて、箒でマムシを落とそうとしますが、敵も抵抗します。
なんとか落とせたと思ったら、
あっという間に姿を見失いました。
それでホッとしてしまった私。
やはり、マムシとの戦はまだまだ手に負えそうにありませんでした。

ギックリ腰と銀杏
2021/11/16
ギックリ腰と銀杏

銀杏を拾うのはなかなか腰に負担がかかります。
先日、母が腰痛で1cm動くのも唸る結構重症なギックリ腰大騒動が起こりました。
動けなくなり、寝室での寝起きが難しく居間で休むことになりました。
祖母は「首元寒くない?」「枕もう少し高くしたほうがいい?」「これ食べる?」「飲み物ここにおいてるよ。」
お布団を次から次に運んできては母の上にかけてやります。
私がもう大丈夫。あったかくなったよと声をかけますが、すぐに忘れてしまうので
再び押入れに布団を取りに行き、戻ってきます。
母は、声を出すのも痛い為、なされるがまま。
積み上がるお布団にどんどん埋もれて行きます。
(おばあちゃん、何枚お布団かけるんだろう笑)
しばらくおばあちゃんの母の優しさいっぱいの看護を眺めていました。
おばあちゃんの肩に手をやると薄っすら汗ばんでいるのがわかりました。
「おばあちゃんありがとう。」
おばあちゃんの意識を別の事に向けるように声をかける事にしました。
祖母の愛情に埋もれた母の布団をどかせてやりました。
母がダウンしてしまうと、家のあらゆる流れがたちまち止まってしまいました。
父も明らかに元気がありません。
この光景に、
色々考えてしまいました。

アケビ
2021/10/30
アケビ

一面に咲く私の好きな猫じゃらし
子供の頃によく遊んだ猫じゃらしの中で、シュッとしていて大人な猫じゃらしです。
チカラシバ
名前はこうですが、秋の肌寒さが伝わるシャラシャラ〜っとした植物です。
秋の草花は春のとは違いどれも幼さが無いように思います。

97歳
2021/10/16
97歳

秋は、どうしてこんなにこんなに気持ちがいいのか.

油断した格好でも、特に何の不便も感じずボーっと朝の支度を始められます。

ところが

ある朝台所の水に「あったかい」と感じる日が訪れます。

給湯器を消し忘れているのかと確認するほど暖かい水に驚きます。

新婚の頃はね・・・(笑)。

今では

「おっ。 もうすぐ冬か。」

と、暖かい水道水にあっさりと季節の変わる兆しを確認しつつお米を洗います。

一々驚いたりしなくなった 主婦の貫禄に自分でちょっと可笑しく思えます。

まだひよっこなのが、果樹園の仕事です。

というより、「え!」であったり、「へ〜。」であったり、「はーっ!」であったり。

子供の頃、山で何して遊んでたんだ私!?

反省するほど、多くの「自然」の姿に小さな感動の連続です。

鳥に質問
2021/10/03
鳥に質問

蓮の花に気を取られていた池の夏が過ぎました。

池の蓮は、種をつけ花の頃からは想像し難い見た目に様変わりしています。

池の蓮から上へと目を移すと

かわいい真っ赤な実が鈴なりについています。

夏は白い小さな花だったのが、こんなに可愛らしい赤い実を付けています。

「まだね。」

「うん。まだなのね。」

食べ頃ではまだないのです。

私ではなく鳥たちにとって。

この赤い可愛い実は、ある日突然減り始めあっという間に一粒残らず無くなってしまいます。

最高の「食べ頃」看板が出るわけでもないのに

野菜も果実も、「その日」を完璧におさえて動物たちはこれらを満喫していきます。

味見しているわけでもないように思います。

一体どうやって食べ頃を見極めてるのだろうかと人間としてはぜひ聞かせて欲しいところです。

秋
2021/09/25

秋、秋、秋。

ブルーベリー畑に行く道に「秋」がたくさん見られる季節になりました。

「うわぁっ」

先を歩く妹のややボリュームのある声。

何かと駆け寄って見ますと、ちょうど柿の実がポトリと落ちたようです。

綺麗です。

十二分に熟れて、土の上ではでた柿。

利家とまつ。ではなく・・・。
2021/09/22
利家とまつ。ではなく・・・。

利家とまつ。

父と松。

20歳の頃庭に植えた松は、二階の屋根ほどまで成長させて枝は5mほど。

50年以上父は世話をしてきました。

松の剪定は痛いです。

剪定というより、松葉を枝から間引いて行きます。

松葉は尖っていますので、長袖を着ていてもうまく繊維の隙間をくぐった葉先が

肌を指します。

しかも、随分大きいので梯子の上で作業します。

マムシなく2
2021/09/19
マムシなく2

父に豆鉄砲を食らわしたわけですが、

父は改めて「マムシ を鳴かすと仲間が寄って来る」と話してくれました。

仲間?え?

この会話に乗ってきたのは母です。

「昔、お父さん(私の祖父)が草刈りをしていたらマムシに遭遇したのよ。お父さんやっつけようとした時に

マムシが鳴いたらしいの。お父さん内心「まずいな」と思ったらしいんだけど、そのマムシはやっつけたし

草刈りを再開したらしいの。すると、まさかのまたマムシがすぐに現れて、またやっつけたんだけど、

結局5匹もマムシに出会ってしまって、流石に不気味になって帰ったんだって。

1匹目を仕留める時に、鳴かしてしまったから仲間をよんだんだろうけど、1匹で会うのでも、そう頻繁には

出会うことがないだけに、5匹も立て続けにマムシにあったのは、あの強いお父さんでも怖かったって言ってたわ。」

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