広島のレモン農家見習いが送るレモン加工品のクラフトブランドです
AKEMI LEMONは日本一のレモンの産地である広島県尾道市で私が始めたレモン加工品のお店です。 2020年に瀬戸内のレモン農家を志して広島に移住し、レモンの栽培を始めました。 瀬戸内の島に移住したレモン農家見習いのアケミが立ち上げたレモンカードのクラフトブランドです。 自分でもレモンを育てることで島の土地を守り、瀬戸内レモンを毎日の食卓に届ける製品の美味しさで人々の幸せと元気に貢献したいと考えています。 看板商品はレモンカード。優しい甘みと爽やかなレモンの香り、パンやクラッカーに塗ったり、ヨーグルトに入れたりドレッシングに加えたりとお料理にもアレンジ出来ます。 アレルギーに悩む方などみんなで楽しんで食べれられればもっと美味しいと考え、ふんわりと柔らかな食感のレモンカードのヴィーガンタイプのレモンクリームもあります。 レモンを丸ごと食べられる美味しいジャムがあったらいいなと考えたレモンジャムもおすすめ!
自慢のレモンは、私のレモンはまだ栽培を始めたばかりなため、今使用しているレモンは、私と同じく農薬を使わない周りの農家さんが育てた旨味たっぷりのレモンです。 基本は北海道のよつばバター、喜界島のキビ糖、広島県産の平飼い卵、プレミアムは国産グラスフェッドバターを使うなど厳選素材を使用しています。 食の安全を求める方はもちろん、瀬戸田のレモンを召し上がったことのない方に島を知る入り口として届けたいです。

レモン栽培農家を目指して移住し、先に加工品販売を始めました
AKEMI LEMONを立ち上げる前、私は鎌倉でオーガニックカフェを経営していました。 その前は会社員をしていたのですがおむすび屋さんになりたくて、1年半も修行に通って始めた家庭料理をコンセプトにしたお店です。 会社員時代はあまり料理をしてはいなかったのですがもともと食には関心が高く、表参道の自然派のカフェで食にまつわることをいろいろ学びました。 ところが、コロナ禍で鎌倉からも人がいなくなったことをきっかけに、私の活動はお店でなくとも良いのではないかと考え始めました。 そんな時、友人が農業のオンラインスクールを主催しており、申し込んでみることに。 儲からない農業ではなく、きちんと売上を立てて継続できる農業という考えを学びます。 でも、何を作ろうかと思った時に、畑は自信がありませんでした。 果樹ならできるかもしれないと考え、りんごやレモンに可能性があると感じ、広島のレモン栽培を目指すことを決めました。 寒いのは苦手だったので寒い地域でしかできないりんごは難しいと思ったのと、スクール主催の友人が広島だったことも理由です。
2020年にレモン農家を志し、移住を決意した時に瀬戸内のレモンと出会ったのですが、旨味たっぷりのレモンに感動! 雨が少なく温暖で、柑橘栽培に適した土壌の広島尾道だからこそできるレモンだと思いました。 そして、農地を借り受け栽培スタート。 無農薬に対しては許容が広い印象で、反対などはされていないので助かりました。 でも、レモンの栽培は収穫まで3~5年かかります。 女で一つで耕作放棄地を開墾するのはとても大変で、抜根はしておらず草刈りもほどほどですがそんな自然な状態。 栽培方法は苗を分けてくれた農家さんに教えていただきましたが、おいしいレモンが成るまでは時間がかかります。 それまでどうしようかと考えていたのですが、いずれレモンの加工品を作るのであれば、もう先に作ってしまおうと販路開拓を兼ねて加工品事業を立ち上げました。
加工品の始まりはレモンカードでした。 瀬戸内の気候に育まれた旨味たっぷりのレモンをどうしたら日常的に食卓で楽しんでもらえるか?そこで行き着いたのが「レモンカード(Lemon Curd)」というイギリス発祥のスプレッドです。 カード(Curd)とは乳製品に酸を加えてできる凝固物を意味しています。 製造はOEMでやろうと思っていたのですが、納得いく味にならず価格も高くなるので、自分で作ることにこだわりほぼ毎日稼働しています。

地域課題解決のためにも、瀬戸田のレモンの美味しさを商品を通して伝えていきたいです
AKEMILEMONが使用するレモンは、広島県産の自然栽培もしくは農薬、化学肥料不使用のレモンです。 増え行く耕作放棄地をそのままにすることは、自然環境にとってけっして好ましいものではありません。 山と里、人と動物、それぞれが共存していくために、お手入れするのが人の役目だと私たちは考えます。 ゆくゆくは自分で栽培のレモンで商品作りすることを目標に、耕作放棄地となった雑木林の開墾から少しずつ始めています。 国産レモンの現状、島の生産者のこと、瀬戸田のレモンの美味しさを商品を通して伝えていきたいと思ってい、地域課題である耕作放棄地の開墾と手入れに段階的に着手したのが現状です。 まずは加工品で全国に販路を作り、将来的には事業を拡大して地域に雇用を生むことを目標にしています。
尾道市瀬戸田町は日本一のレモンの産地ですが、最近エコレモンなど減農薬でのレモン栽培に力を入れているものの慣行農法が主流です。 高齢化により生産現場から離れる農家が増えていく中、加工することによって販路を広げ、無農薬レモンの需要に供給が追い付かない理由を誤解なく理解していただけるよう努め、残渣は農家に渡し堆肥化して利用していただいています。 また、レモンとは少し異なるのですが、大好きな広島県のに貢献したく、広島県産の無農薬米粉を使った尾道銘菓を開発中です。 移住して見て広島は意外と米どころであること、そして米粉の商品も多いことに気づき、私も新商品を作りたいと思います。 広島では港などの猫たちの問題があり、猫たちを守るために保護ネコ団体へ売上金の一部を永続的に寄付するなど尾道市に企業として貢献していきたいと考えています。 いろいろなことをすぐに実行するのが私の良いところだと思うので、自分がやってみたい!ということにこれからもどんどん挑戦し、皆様のお役に立てるよう走り続けます。
