


今年も搾りが始まりました。
工房には甘酸っぱい香りが広がります。
搾り終わった醪は堆肥にしますが、その前にちょっとつまみ食い。
初日は酸味より甘味が強かったのですが、徐々に酸味が増えていくのを感じます。
さて、搾りは体力勝負。
待ったなしです。

薪小屋の脇に、明日葉が生えてきました。
つやつやな新芽はお味噌汁が定番です。
春の楽しみがここにもありました。

タケノコが穫れました。

春真っ盛りです。

いつの間にか春ですね。

窓脇に置かれた山積みの薪は、息子とその友達が割ってくれたものです。
斧を振り下ろして割る。
一見危なさそうですが、コツと注意点を教え見守ります。
子供たちが緊張感をもって振り下ろす斧は、下ろす度に勢いがついてきます。
一度や二度では割れない丸太。
何度か振り下ろし、パカンと割れたときの感触と感動は子供たちを見ていると伝わってきます。
どれだけ夢中でやったのかは出来上がった山を見て分かりました。
がんばったね。ありがとう。お疲れ様でした。
おかげで暖かい夜が過ごせました。

2月2日、数年ぶりに家族で豆まきをしました。
その時、「鬼は外、福は内」の掛け声になんとなく違和感が。
柿の神髄は菌の善し悪しを区別していません。そこにあるもの、それだけです。
豆まきも同じで、鬼も福もそこにあるもの。区別しているのは自分自身ではないかと。
鬼は内、福も内、そして、豆は魔滅(マメ)。
自分の中の魔を滅するために、豆を自分に当てました。
自分の中で満足な豆まきができたと思ったその時、15歳の息子が投げた豆が顔に当たって…滅したはずの魔が復活しそうになりました。…痛かった…。

今年も恒例の切干大根を作りました。
畑からとってきたばかりの無農薬大根を大きめにカットして、天日干しします。
酢之宮が作る切干大根は漬物用なのでかなり太目です。
天日干しの太陽の香りが切り干し大根に染みてくのが好きです。
干しながらちょこちょこつまみ食いしてしまいます(^^)
出来上がった切り干し大根は、柿の神髄で漬けます。
販売はしておりませんが、試食や定期購入のお客様にとても好評です。
小さなお子様も喜んで食べてくれるそうです。
もし、お手元に柿の神髄と切り干し大根、醤油、みりんがありましたら
COOKPADで酢之宮醸造所、切干大根で検索してみて下さいね。


先日作った麹で味噌を仕込みました。
出来上がりは6月ころでしょうか。
楽しみです。
