


先日、千葉県神崎町にて酒蔵まつりが行われました。
酢之宮は柿の神髄の販売当初から、この場所に出店させていただいています。
最初の頃は
「あー、酢か…」
と通り過ぎていく方がほとんどで、
話すよりも、黙っている時間のほうが長い一日でした。
コロナでお祭りが中止になり、数年後に再開。
そこから少しずつ、お客様の反応が変わってきたように感じています。
食べるものや身体のことを、自分なりに考える方が増えてきたこと。
そして、その中で私たちの話に耳を傾けてくださる方が増えてきたこと。
今年は、お茶を飲む時間も取れないほど、多くの方にお立ち寄りいただきました。
続けてきた時間が、少しずつ届いていることを感じた一日でした。
まだ認知としては小さなものかもしれませんが、
この柿酢が、日々の食卓の中で、そっと役に立つものであればと思っています。

この商品は、いただいた大根を切干にした際、
「柿酢に漬けたらどうなるだろうか」と思ったことから始まりました。
想像以上に相性がよく、
醤油やみりんに漬けたり、唐辛子を加えたり、
形や太さを変えたりしながら、何年も試作を重ねてきました。
そうして行き着いたのが、
一番シンプルな「酵素酢 柿の神髄」で漬けたもの。

今年も氏神さまにお参りに

このたび、農林水産省が推進する「FOOD SHIFTセレクション」に入賞いたしました。
部門1「地産地消または国産農林水産物の消費拡大に寄与する産品」として、酢之宮醸造所の「酵素酢 柿の神髄」を選んでいただきました。
日本に数多くある商品の中で、まだ認知の小さな私たちの商品をこのように評価いただけたこと、心よりありがたく思っております。
日々「柿の神髄」をお迎えくださる皆さまのおかげで、今日があります。
これからも、腸が喜ぶお酢を静かに誠実に作り続けてまいります。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

これまで「煮干しの柿酢漬」には、長崎県産のカタクチイワシを使ってまいりました。
しかし近年、この地域ではカタクチイワシの水揚げが減り、安定して仕入れることが難しくなってきました。その背景には、カタクチイワシの漁場が北へと移動しているという、海の環境の変化があります。
こうした自然の移ろいを受けとめ、同じ長崎県産のマイワシを新たに使用することにいたしました。
マイワシはカタクチイワシよりもひとまわり小ぶりで、身がしまり、噛むほどに旨味が凝縮されているのが特徴です。柿の神髄との相性も良く、口の中でじんわりと深い味わいが広がります。
素材が変わったことで、これまでとはひと味違う美味しさをお届けできるようになりました。
自然の変化とともに歩みながら、今ある素材を丁寧に活かしていく。そんな思いを込めて、新しい「煮干しの柿酢漬」をお届けします。
どうぞお楽しみください。

このたび、「2025年発酵アワード」のグランプリに〈酢酸菌 にごり酢〉が受賞し、その代表的蔵元として、ご紹介いただきました。
日頃から酢之宮の柿酢を支えてくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。
近ごろ、酢酸菌の働きが少しずつ注目され始めていますが、その可能性はまだまだ広がりの途中にあります。
私たちが大切に育てた“生きている酢酸菌”の力を、ぜひ日々の暮らしの中で感じていただけたら嬉しいです。

庭に小さな畑を作りました。
少し歩いた先に、柿畑と大根畑があるのですが、敷地内に作りたいという気持ちが高まり、作ってしまいました。

酢之宮がお届けしている「切干大根の柿酢漬」は酢之宮が育てています。
菌が育つ土壌で育まれた無農薬無施肥の自然栽培の大根です。
種から植えた大根は、育つまでに何度も植え替えます。
まだ弱い葉っぱは虫に食べられてしまうからです。
その中で生き延びた大根は、今度は虫より強くなりほとんど喰われなくなります。

今年の仕込みが無事終わりました。
今年は、柿が思うように集まらず、仕込みの時間がかかりました。
いつも大量に来て一気に行うのに対し、今年はゆっくりとできたように思います。
また、集まらないことに不安も覚えましたが、農家さんが協力してくださったり、一緒に収穫したりと、一段と絆が生まれたように感じています。
みなさまの支え合っての酢之宮であることをあらためて実感いたしました。
この柿酢が皆様のお手元に届くまでにあと4年近くかかりますが、どうぞ楽しみにお待ちください。

弊社の工房がございます千葉県香取市の広報に掲載されました。
10月26,27日に行われる全国発酵サミットに向けて、市内の発酵食品を扱うお店の紹介でございます。
ぜひご覧ください。
