2026/06/02
富山県南砺市で、自然栽培を軸に野菜や果物を育てています。
畑では、柿の栽培を除き、無肥料・無農薬・除草剤不使用。環境にも目を向けながら、自然の力を活かした栽培を行っています。
手間はかかりますが、一つひとつの作業を丁寧に積み重ねることで、野菜本来の力を引き出し、味わい深く、日持ちもしやすい“生命力のある野菜”を育てることを目指しています。
そして、私たち自身も子育て中の母親です。
毎日の食事づくりに追われながらも、「できるだけ安心できるものを子どもに食べてもらいたい」「家族の健康を守りたい」と願う気持ちは、多くのお母さんと同じです。
だからこそ、自分たちの子どもにも安心して食べさせたいと思えるものだけを育て、加工し、お届けしています。
忙しい毎日の中で、すべてを完璧にすることは難しいかもしれません。それでも、食卓に並ぶものだけは少しでも安心できるものであってほしい。
畑から食卓まで、作り手として、そして母としての想いを込めて。
家族の笑顔と健康につながる食べものを、これからも丁寧につくり続けていきます。




私自身、幼い頃から化学物質に反応してしまう体質もあり、自然と「身体に入れるもの」への意識が強くありました。
大学では環境社会学を学び、子どもたちの未来や地球環境のことを考える中で、「今すぐ変えられるのは“食”だ」と感じたことが、農に向き合う原点になっています。
出産を機に、より安心できる食を選びたいという想いが強くなり、「植物=食=農業」という考えに至り、新規就農。
さまざまな研修や学びを重ねながら、杉苗屋源四郎農場を立ち上げました。



南砺市の特産である「三社柿(さんじゃがき)」を使った干し柿づくりでは、一般的に行われる硫黄燻蒸(酸化防止のための処理)を行わない“無燻蒸”にこだわっています。
無燻蒸で仕上げる干し柿は、色や品質を安定させることが難しく、当初は黒くなってしまうなど試行錯誤の連続でした。それでも温度や湿度、乾燥方法を何度も見直し、柿本来の風味や自然な色合いを楽しめる干し柿へとたどり着きました。
さらに、干し柿にオーガニックパウダーをまとわせた「干し柿とりゅふ」など、素材のおいしさを活かしながら、贈り物としても喜ばれる商品づくりにも取り組んでいます。
私たちが大切にしているのは、「育てたものを最後まで活かしきること」。
規格外になった野菜はドライ野菜「ミライベジ」として新たな価値を生み出し、干し柿もヘタ以外はできる限り活用しています。干し芋づくりで出る皮や端材も、そのまま捨てるのではなく、別の商品や素材へと姿を変えています。
せっかく大地で育った命だからこそ、できるだけ無駄にしたくない。
そんな想いは、畑づくりから加工まで、私たちのものづくりの隅々に息づいています。
そして何より励みになるのは、お客様からいただく「おいしかった」のひと言です。
一度食べてくださった方が、また季節になると注文してくださる。ご家族やご友人への贈り物として選んでくださる。そんなリピーターの皆さまに支えられながら、今日も丁寧に畑と向き合い、ものづくりを続けています。
おいしいと言っていただけることが、私たちにとって何よりの喜びです。



健康を意識して食を整えたい方。
添加物をできるだけ避け、安心できるものを選びたい方。
そして、子どもや家族に「ちゃんとした食」を届けたいと願う方。
杉苗屋源四郎農場の野菜や加工品は、そんな日々の選択にそっと寄り添います。

私たちは、「子どもたちに当たり前の安心と安全を」という想いを大切にしています。
畑から食卓へつなぐ「Farm to Table」の考えのもと、野菜や果物を育て、加工し、お届けするだけでなく、食や農業の大切さを次の世代へ伝えていくことも私たちの役目だと考えています。
川を汚さないことは、海を汚さないこと。
土を大切にすることは、未来を大切にすること。
私たちが日々行う小さな選択は、すべて未来の子どもたちへつながっています。
食の原点は「農」。
だからこそ、この子どもたちが生きる未来で、「安心して食べられること」が当たり前の社会であってほしい。その願いを胸に、自然環境や地域とのつながりを意識しながら農業に取り組んでいます。
そしてこれからは、商品を届けるだけではなく、人が集い、体験し、学べる場所づくりにも力を入れていきたいと考えています。
芋掘り体験やピザ窯づくり、収穫したものをみんなで食べる時間。
土に触れ、育てる喜びを知り、食べることのありがたさを感じる。
そんな体験を通して、子どもたちにも大人たちにも、食と農をもっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。
ここに来ると元気になれる。
農のこと、食のことを見て、知って、感じることができる。
そして、みんなが笑顔になれる。
私たちは、そんな農場を目指しています。
モノで終わらず、コトが生まれ、イミを伝えていく。
畑から食卓へ、その先の未来へ。
これからも皆さまと一緒に、豊かな食と暮らしを育んでいきたいと思っています。







杉苗屋の野菜は、完全無農薬・無肥料、除草剤も不使用で、有機質肥料も使用しません。有機質肥料も一歩間違えれば、大地から川に流れ、海を汚染するからです。40年発酵の人も飲む事ができる酵素のみ使用し、植物のもつホルモンを最大限に活かす農法でつくっています。
川を汚さないことは、地球のことを考えると、未来を生きる子どもたちにとっても必要なこと。食の原点は農。この子たちが生きる世界での「食べること」が、安全で当たり前となる世の中になるように。
全てはつながっている、という意識でつくっています。
畑から自然なものを目指すことで、川や海、里山を守っていきたいと日々意識をしています。
また、それら農産物を利用した加工品も一切の「ゴミ」が出ないようにしています。せっかく大地で育ったものを最後まで大切に使い切る、ということを意識しています。
花や庭に関する手仕事、講座や指導などもしています。
植物の持つ力を伝えていくことが「杉苗屋源四郎農場」の使命です。

