
豆腐やパン以外にも、もっと自分たちの大豆の底力を活かしたい、という思いから、発酵食の納豆に着目しました。 情報を集めたり、 本場の茨城県で数軒の製造現場を見学させて頂いて知識を増やし、 自分が作りたい納豆のイメージを膨らめていきました。 専門家について学んだものの、はじめは単語すら理解できない状態でしたが、試行錯誤を繰り返す中で納豆用語で意見を交わせるようになり、一歩ずつ、完成に近付いていきました。 冬夏・昼夜の気温差が大きい状況下、大粒大豆に菌を入れ安定させるには、浸漬から完成までどの工程を調整すべきか…・・。 渡されたマニュアル本では一般知識しか分からず、実際にこの地で、 目に見えない菌に何が起きているか察知する事に集中し 日々苦悩しながら、 一年以上かけてやっとの思いで納豆が出来上がりました。

そして次は…納豆のタレにもこだわりました
タレはとってもとっても考えた結果…
赤大豆納豆はタレ無し。ご自宅のお塩でぜひお召し上がりください。
黄大豆納豆はタレも製造時に一緒に 入れて発酵させた自家製タレ入り納豆に。