

【代表兼従業員の紹介】
代表兼従業員の中園透(なかぞのとおる)です。
令和7年3月まで鹿児島県内で公立中学校の教員(教科は理科)を18年間していました。就農当時は、地域でおいしいと言われていた父の米作り(慣行栽培)を基本にしようと考えていましたが、肥料や農薬を多用することや、作物に作用しなかったそれらが川に流れ、環境にも影響を及ぼしていることに戸惑いを感じていました。そのような折、縁あって自然栽培と出会い、前を向いて農業をすることができています。また、田植えや稲刈り等の体験会などを開催することで、米作りや農業に関心をもつきっかけを提供します。目指すは、息子と娘が誇りに思う米作りです。妻や我が子に食べさせている米を、お客様にお届けします。
【農地の紹介】 下養母について
なかぞのyabo農園の農地は、鹿児島県日置市東市来町長里下養母地区にあります。新幹線の最南端の駅である鹿児島中央駅から車で1時間ほどの場所です。「下養母」と書いて、地元の人は「しもやぼ」と読みます(標準語では「しもようぼ」です)。国道3号線の東市来駅前交差点から「養母」方面に進み、左手に下野建設文化ホール(東市来文化交流センター)を、右手に東市来中学校をそれぞれ見て、野山の坂という薄暗くて狭い坂(現在工事中)を上り切ると、一面に広がる田んぼが見えてきます。奥に見える山々は近すぎず遠すぎずで、写真にあるような美しい姿を見せてくれます。
下養母には、普段都会暮らしをしている方にとっては、想像を絶するくらい何もありません。もちろんコンビニはなく、信号も、横断歩道さえもありません。商店も、私の幼少期には6つありましたが、今は1つも残っていません。自動販売機が4台と、ミカンなどが時々置かれている無人販売所が2か所あるくらいです。バス停も数年前に廃止になりました。用事がなければ、素通りされる地域です。しかし、その分、夜はとても静かです。周りに明かりがほとんどありませんので、星がきれいに見えます。時期になると、ホタルも飛んでいます。
秋の稲刈りの時期になりましたら、ぜひ下養母(しもやぼ)にお越しください。ナウシカが降り立った金色(こんじき)の野のような世界ほどではありませんが、頭(こうべ)を垂れた稲穂が、この用紙の色とは比べ物にならないくらい美しく一面に広がっています。青き衣をまといて黄金色に波打つ稲穂の間を歩けば、ナウシカのように古き予言をまことにすることができるかもしれません。