シュトレン
ドイツの伝統的な発酵菓子★シュトレン★昔から家族のためにおばあちゃんが大きく焼きクリスマスを待ちわびながら少しずつ少しずつ薄く切って食べるそうです。形はおくるみにくるまったイエスキリスト様。日本でも数年前からいろんなところで見かけるようになりましたが、本来は酵母を使った発酵菓子でドライフルーツケーキとは製法が全く異なります。なのでパン屋さんでつくられるわけですね。中のマジパンはイエス様、洋酒に漬けたドライフルーツ、ナッツもいろいろ、柑橘系はアクセントに、スパイスもきかせた一年に一度ハレの日の食べ物、ちょっと大人も楽しくなるリッチな味わいです。世界各国のクリスマス菓子、イタリアはパネトーネ、イギリスはクリスマスプディング、フランスではブッシュドノエル、以外にもアメリカではケーキっぽいものはないとか…ホンマか?日本の白い生クリームのケーキはなぜ?雪のイメージでか?オーストラリアはどうなってるのか?ほとんどの人がキリスト教ではないけれどいいとこ取りの美味しいもの大好き日本人。聖地近くでは紛争続いてて複雑ですが、平和を願い今年もシュトレンを焼く師走が近づいてきました。