生産者のお便りとお知らせ

新作ウガンダのコーヒーと少年兵の話

2026/02/07

ウガンダのコーヒーとウガンダという国が置かれた状況

こんにちは、マリポサコーヒーのYukiです。

今日は、 新しく販売を始めたウガンダのコーヒーのご紹介ともに、 私自身の中に残っている 「もうひとつのウガンダの話」を 少しだけ共有させてください。

昨年11月に慈善の教育事業に関わる中で、 ウガンダで起きてきた現実について 話を聞く機会がありました。

それは、 内戦の影響で少年兵として連れ去られた子どもたちが、 その後どのように 社会へ戻っていくのか、という話でした。 彼らは子ども時代に奪われた 教育の機会をまずは取り戻し、 読み書きや基礎的な学びを得ることから始めます。

次に、 仕事につながるスキルを身につけ、 収入を得られるようになる。 そして最終的に洗脳されて一度は攻撃しなければ 自分の身を守れなかった自分のコミュニティへ 「役割を持った一人の大人」として戻っていく。 そのプロセスは、 決して簡単なものではありません。 けれど、 「教育が人を社会に戻す力になる」 「仕事が尊厳を取り戻す手段になる」 ということを、 とても静かに、でも確かに教えてくれる話でした。

ウガンダのフェアトレードのコーヒーBukonzo

今回マリポサで販売を始めた ウガンダBukonzoのコーヒーは、 そうした直接的な支援事業そのものではありません。

仕入れ元のゼンショーフェアトレードを通じて生産者が 学び、働き、暮らし、 コミュニティの中で 役割を持ち続けられる 土台を支えるものです。

水道施設や診療所の整備、 女の子たちが安全に学び続けられる環境づくり、 洪水被害を受けた加工施設の復旧支援。

これらはすべてコーヒーを取り巻く環境と その地域社会を活性化させる素晴らしい仕組みだと私は感じています。

コーヒーと社会を変えること

コーヒー一杯で、 世界を大きく変えることはできないかもしれません。

それでも、 どんな循環に参加するかは、 私たち一人ひとりが選ぶことができます。

今回新しく販売を始めたウガンダのコーヒーが、 あなたにとっても そんな選択のひとつになったら嬉しいです。

お味もとってもおいしいので、 ぜひ豊かな深みと最後の爽快感感じてもらえると嬉しいです。

Mariposa Coffee東京都(コーヒー焙煎・販売)

「フェアで豊かな世界を創る」をビジョンに活動しています。コーヒーは遠い国の誰かが作っているのに、私たちは気付かぬうちに「アンフェアトレード」で彼らから搾取をしています。そんな世界を変えたい。

また、コーヒーは「オーガニック栽培」ではからだに入れるものとしての安全性は不十分です。カビ毒・現地由来の水などがコーヒーを飲むと頭がいたい、気持ち悪くなる、などの症状を引き起こしているかもしれません。そんなコーヒーを丁寧に選別、50℃洗い、水蒸気焙煎することで口当たり滑らかで舌に残らない絶品のコーヒーができます。

みなさまへ美味しいコーヒーとの豊かな時間をご提供することで、産地にきちんと入るべきお金が落ちる、よりよい社会の実現の一助をいただけると嬉しく思います。