元々、私たちが生産していたサラダ玉ねぎは特別栽培農産物であり、
私たちは減農薬・減化学肥料で栽培していました。
そして現在、無農薬・無化学肥料栽培で取り組んでいます。
このように、無農薬・無化学肥料栽培に切り替えた理由の1つ目は、
「経営の在り方の見つめ直し」です。
4-5年前に玉ねぎの価格の大暴落が続き、規模縮小を余儀なくされましたが、
当時は周りの農家さんも大変困惑し、皆で苦労して励まし合ったのを強く覚えています。
我が家では娘が生まれた頃で、これからの生活をどうするか、
どのような生き方をしたいのか、妻ともたくさん話して悩みました。
特に、
・幸せになってほしい人達に、どのように豊かになってもらいたいのか
・私たち目指したい豊かな暮らしとは何なのか
・小さい経営規模だからこそ出来ることは何なのか
このようなことを見つめる中で、
・四季折々の自然を感じ、命とのつながりを肌で感じる暮らし。
・心身健やかで、自分らしく心地よい暮らし。
・地域にしっかりと根差した暮らし。
そんな「豊かな」暮らしがそれぞれのご家庭で営まれることを目指して、
これからも畑や心を耕していきたいと思い、
無農薬・無化学肥料栽培を選択しました。
2つ目の理由は、「被覆肥料へのショック」です。
被覆肥料とは、プラスチックの中に肥料を入れたもので、
コート肥料や一発肥料とよばれます。
これを施肥することで、追肥の必要がなくなり誰もが
効率よく施肥管理を行うことができる、非常に優れた技術です。
私はこのプラスチックは、自然に還る素材できていると思っていました。
ところが普通のプラスチックだということが分かり、
マイクロプラスチックとしての環境汚染への懸念が生じ、
無農薬・無化学肥料栽培を選択しました。
このように減農薬・減化学肥料栽培から
徐々に無農薬・無化学肥料の栽培に切り替えながら、
2023年2月から無事に、皆さまにお届けできる状態になりました。