鏡山の牛は出産を経験した8歳前後の経産牛。
経産牛とは、出産を経験した雌牛のことを指します。
日本では、出産回数が多くなるほど価格と味が落ちると言われがちですが、
「年齢を経た経産牛の方が味も香りも濃く、旨味があっておいしい」
というのが私たちの考えです。
牛は毎年子供を産み、8歳なら7~8回出産を経験します。
経産牛となると、日本ではとても安く引き取られます。
そして牛たちの体調はお構いなしに「おいしい」牛肉にするために、配合飼料を与えられ太らされ、高く売れる肉にするためにコントロールしていく・・・。
人間でいうと何人も子供を産み育ててくれたお母さん。
そこまで頑張ってくれた牛なのに、そんな余生を過ごさせるのは悲しく、絶対に嫌だと思いました。
頑張ってくれた牛たちにリスペクトをもって向き合い、最高においしく、送り出すのが私達の仕事。そう思っています。