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生産者のお便りとお知らせ

たべくらブログ始めました。

2025/07/27

大分県臼杵市野津町で農薬や肥料を一切使わない自然栽培でたべものを育てているヒャクマスの増田と申します。この地に移住してきて10年程になります。

農園名のヒャクマスとは、ヒャクショウマスダ(百姓増田)の略です。百姓とはたくさんの仕事がこなせる人、何でも自分でやろうという精神性が備わっている人という意味もあるそうで、そこから名付けました。

私たちは大規模にガンガン稼ぐというより、周りの自然環境と共生し調和したいという思いで、なるべく廃棄物がでない持続可能な循環する暮らしの中で妻と二人で植物を育てています。

沢山の草を生やし、なるべく耕さないので、虫や小動物、多種多様な雑草の根と共生する菌や微生物達が共演して、土を豊かにし、様々な栄養素を植物体に供給して、最終的に私たちが口にする農産物に含まれることになると思います。

豊かな環境の中で、自然に沿った栽培をしているので、多くのミネラルとエネルギーがぎゅっと詰まった味の濃い果物や野菜です。一般的な慣行栽培と比べると収穫量は少なく労力もかかりますが、自然に無理のない永続できる農業です。

主に果物を販売しており、まだ収穫量も少なく趣味で育てている果樹も含めると、キウイフルーツ、ぶどう、梅、びわ、桃、金柑、ラズベリー、ブルーベリー、イチジク、すもも、いちご、梨、スイカ、メロンなどです。

野菜は年間7,80種類ほど育ており、殆どが自給用ですが、全て種採りできる固定種です。 あとは、加工品も作っており、梅干しとマコモ茶があります。

今後も引き続き私たちヒャクマスをよろしくお願いします。

ヒャクマス大分県(農業・果樹)

海と山を有する大分県臼杵市の、山の方に位置する野津町で、果樹栽培を中心とした循環する百姓暮らしをしています。

そもそもとして、農薬や化学肥料などの薬品を使用して食べものを作る、という感覚がなく、利用しようと考えたこともありません。

実のところスーパーなどで売られている、ピカピカの農作物が一種の工業製品に見えて仕方ありません。逆に、今はまだ主流ではない直売所やマルシェなどで目にする不揃いでも美しく力のあるものに心底、安心をおぼえます。

願うならば、子供たちの家庭科の授業にも農が入り、自然に学べると良いなぁと思っています。

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