2026/06/01
長野市信州新町で1999年から25年以上、栽培期間中無農薬無化学肥料で野菜を作っています。
豊かな土質と標高差を利用し、多品目栽培で育てる野菜は約100品目。

栽培期間中、農薬や化学肥料を使用せず育てた野菜には、色鮮やかな色素や香り、苦みや辛みなど、植物本来のさまざまな個性があります。私たちは、こうした野菜が持つ豊かな味わいや香りを大切にしながら栽培を続けています。
私たちの畑は犀川沿いに広がり、朝霧や昼夜の大きな寒暖差に恵まれた信州新町の自然環境の中にあります。長年培ってきた土づくりと、この地域ならではの風土が、野菜のおいしさを育んでいると感じています。
おかげさまで、「野菜の味が濃い」「香りが良い」「おいしい」と言ってくださるお客様も増えてきました。信州新町の自然が育てた旬の味わいを、ぜひお楽しみください。

今から40年程前には愛知県で有機野菜の野菜セットの宅配事業を仲間と始めていました。(日本で初めて有機野菜セットを商業化した事業として、国の生活白書にも「新しい有機農業の風」と掲載されました。)
そのきっかけを作ってくれたのが今は亡き藤本敏夫氏(大地を守る会の設立者)でした。藤本氏はこれから農業と福祉が出会う時代がやってくる、その拠点としての自然生態農場を全国に造り、生産者と消費者の新たな繋がりを造る中で、高齢者に余生を元気で仲間づくりをしながら有機農業に取り組む環境を創造したいと構想を語ってくれ、仕事とはこのような理念から生まれたものが本物なのだと学びました。
有機野菜の宅配事業や、有機野菜の八百屋を名古屋で展開してきましたが、結婚をきっかけに田舎で農業に取り組もうと長野に移住してきました。
私たちが農業を実践している信州新町は典型的な中山間地域です。大規模農業や機械化農業に適さない地域です。「狭い農地でも多様な土質や標高差を活用した多品目栽培を実践することで安心で美味しい野菜を生産し、消費者の支持が得られれば、充分農業でも経済的に自立できる」それを証明するために今は農業を実践しています。


元々夫婦二人でやっていた野菜作りですが、嬉しいことに2022年夏に息子夫婦が就農してくれました。
「この有機農業を未来にも残したい!」という息子の熱い言葉はとても心強く、就農者の平均年齢が80歳のこの村で希望の光となっています。

多品目栽培は正直、非常に手間がかかりますが、野菜セットの出荷や、収穫体験などの体験農業を事業化し、いずれは様々な人々と経済的にも自立できる農業コミュニティを造ることがPLANです。
そして野菜作りの次元を高める事は、自然の摂理を奥深く理解することなしには成し遂げられません。そういう意味では農業は本当に奥の深い仕事だと実感します。

ふるば村自然農園では、25年以上にわたり農薬や化学肥料に頼らず、土づくりを何より大切にしてきました。自家製の有機質堆肥や腐葉土、牡蠣殻などを畑に還元し、野菜が元気に育つ微生物が豊富な土を育んでいます。
年間約100種類以上の野菜を栽培し、その時期にしか味わえない旬の野菜を収穫してお届け。季節ごとに変わる彩りや味わいは、まるで畑から届く季節の便りです。
「新鮮な野菜はこんなにみずみずしいんだ」「旬の野菜っておいしいんだ」——そんな感動を食卓で味わっていただけるよう、心を込めて育てています。

