
夕暮れ時、 ふと空を見上げると、 まだ明るさの残る青空でした。
その下で、 レモンが木になっています。 ひとつひとつが、 思った以上に、まあるい。
このレモンは ブルーベリージャム用。 果汁として使います。 主役はあくまでブルーベリーですが、 レモンが入ると、 味がきゅっと締まるのです。
レモンといえば すっぱい顔を思い浮かべがちですが、 このレモン、少し甘味が強いみたいで。
ジャムにするには、 少し甘味が強すぎるので、 品種を変えてみようか、 なんて話も、ぽつりと出ています。
レモンがなきゃ締まらない。
全部が前に出るわけではなく、 でも、いないと困る。 レモンには、 そういう役回りがよく似合いますよね。
夕方の光を受けて レモンの皮が少しだけ輝いているのを見て、 「もう少ししたら、使いどきやな」 と、心の中でつぶやきました。
山の上にある deai orchard(デアイオーチャード/出合オーチャード)では、 畑の木と、台所の作業が こうして自然につながっています。
ブルーベリー畑のことを考えながら、 レモンの木を見る夕方でしたとさ。

