自然が相手だけれど
今年のブルーベリー。 冬の間に、思い切って、全体的に収穫量よりも、一粒一粒の味や大きさを充実させてみたいと、例年よりも強めの剪定、摘花を施していました。 ところが、あろうことか、鹿の侵入を許してしまい、、、 予想より遥かに少ない収穫量となってしまっています。 ご注文いただいておりますお客様には、お待ちいただいている状況で、 本当に申し訳なく、ただひたすら、残さた果実が、しっかりと育ってくれることを祈りながら、 お世話をしている毎日です。
植物って、会話をしているらしい。
そんな中、「植物って、会話をしているらしい。」というお話を聞いたのです。
そうかも知れない。 確かにあるかも知れない。
人間の言葉がそのまま伝わっているんじゃなくて、感情とか、思い、みたいなのが伝わっているようには思っていました。
例えば、うちの父が体を壊して夏に入院した年、父がずっと育てていた葡萄の木は、ほんっとうに今までで一番甘くて美味しい実をつけ、「お父さんへの応援に違いない。」と家族で話したこともあります。
あと、姉がいっつもブルーベリーの木に「美味しくなるんやで」「かわい子ちゃん、しっかり大きく育ってねぇ」と話しかけるのですが、本当に、次に畑に行った時は、甘くて大きくて美味しい果実が増えている気がします。
私が畑にいったらば、「よく来たねぇ、頼んでおくよ」と言ってもらえるようになるためにも、精進せねば。。。
今の所、まだ、「よく来た、見習いちゃん。しっかりな」くらいの気がしてなりません。。。。
鹿に食べられた時は、きっと怖かったよね、、、ごめんね。これからはもっとしっかり守っていくからね!と、伝えながら、お世話をしています。 今年、残った果実がどうか美味しく熟し、皆様のお手元に届けることができますように。