学校の帰り道、栗の木の下を通る時このはまき虫の
素晴らしい「巻き」をよく目にしました。
初めて見たときには、丁寧に巻きこまれた葉にただただ驚いたものです。
足を止めて
よく道を見渡すと、ポトリポトリとあちらこちらにこの「巻き」が落ちています。
幼稚園の頃ですので、とにかくワクワクして拾って集めていました。
帰り道なので、幼稚園バックの中にポイポイ放り込んで・・・・。
大満足。
改めて、帰路につきます。
家に着くと手を幼稚園バックに突っ込んでガサゴソガサゴソと
「巻き」を取り出して、机に並べて。
ま、それで大満足。
そのあとは放ったらかしで。
きっと母が片付けてくれていたのだと思います。
果樹には害虫ではありますが、あんなに美しく丁寧に赤ちゃん(卵)のベットを
コツコツと作っていたのに、今思えば申し訳ない気持ちになります。
多分バッタ。
脱皮したのでしょう。
綺麗な真っ白な抜け殻は、収穫の手を止めます。
こんなに綺麗に脱げるのが凄くて。
細い足の先まで、綺麗に脱げています。
自然は意図せずとも美しいのですね。