育ち盛りというのはよく言ったもので
毎日見ていても気がつくほど、果樹も枝葉を伸ばしていきます。
草たちも然り。
この時期の仕事といえば、とにかく山ほどあるのに草刈りも時々していかないと
流石に大変なことになります。
こちらも、毎日やりたいことに追われます。
そんな最中に、ふと気がつく。
元気のない木。
まずいです。
育ち盛りに、この弱り様。
今やっている仕事をほっぽり出して
すぐにこの木の観察です。
病気なのか虫なのか?
360度目を皿の様にして木の様子を観察します。
「!」
もしやと、少し土を掘って見ます。
予想では、このあたりが空洞に・・・。
「!」(やっぱりか!)
手探りで土の中を探ります。
予想は的中「もぐら」です。
スコップで掘り返すとやっぱり・・・。
見事というか、可哀想にというか。
穴を見る立場を変えると、ぐるぐると色々な形容詞が穴から湧いてきます。
それにしても上手。
もはやこの技術は人間もお借りして何かできないだろうか?
この日は他にもトンネルを発見。
いやはや、何匹のもぐらがおるのやら。