何してるん!?
果樹園の父の手伝いを始めた頃は、今よりもっと只々単純に作業として仕事をしていました。
だから、「考えない」し、「気がつかない」。
そんなところから始めましたが、今では随分俯瞰して見られるようになってきました。
父とのやり取りは結構な確率で「平行線」をたどることが多い娘の私。
父と子のよくある話です。
なんて分からず屋の爺さんなんだ!
この頑固ジジイ!
と心の中で、ブツブツ。
私の言うことに全く耳を貸そうとしない父 vs 何を言っても反抗する娘
の図です。(笑)
妹や母は私と父のいつものやり取りを上手くフォローして両者なんとなく
腹の虫を収めることができます。
月日を重ねると、私が今直面している問題に、解決策としてたどり着いたのが
父が今やってること言ってること。
だと、身をもって理解できることが増えてきてしまいました。
悔しいですが、私のにわか知識や経験は父の足元にも及ばないという事を実感することが増えてきました。
だから、最近は少し素直に初めから、父の指導に素直な私です。
でも、すっかり反抗期娘に疲れ果てた父はあまり持論を私に説くことが少なくなりました。
そのせいで、尚更父が成してきた仕事に触れるたび「!」「!!」「!!!」心の中で
「父すご!!」と叫ぶ機会が増えてきています。
圃場の木は全て父が何十年も一人で世話をしてきた木ばかりです。圃場の細かな修理や何もかもです。
私の反抗期もそろそろ終わりを迎えようとしている修行3年目の夏です。