田植えが始まりました。
あちこちで
「一年ぶりのご無沙汰です!待ってました!」
とばかりに田植え機がエンジン音を響かせてています。
軽トラの数とおじさま達の密度が急に増える田うえは
少し活気を感じられます。
同時期、夜になるとカエルが合唱を始めます。
その声に少し早いですが、「夏」を連想します。
梅雨入りが早く、お見本のような雨の降り方で始まった今年の梅雨。
ジメジメムシムシ用に心の準備をしていましたが
それほどでもありません。
庭の紫陽花が少しずつ色をつけ始めました。
涼しげです。
ドクダミも満開です。
とんでもなく印象的な匂いではありますが、
眺める分には大丈夫です。
進化の過程で、綺麗で甘い香りを選んだもの。
綺麗で、びっくりするほど印象的な香りを選んだもの。
いつも思います。
ドクダミの選んだ道のことを。
この見た目で、バラのような、百合のような深く柔らかな甘い香りを選ばなかった斬新さ。
ファッションショーの斬新過ぎるデザインに共通する
その道を極めたものだけにしか理解出来ないすごい何かがあるのかなぁ〜。
へいへいぼん子の私は少し分かりたい気持ちがあります。
ドクダミを眺めながら、毎年そんなふうに思うのです。