朝方、布団を蹴飛ばして寝ていますと寒くて布団の在り処を足やら手やら
モゾモゾ動かして必死で探してしまいます。
絶対に目は開けません。笑
やっと見つけた布団をファサッとかぶって「あったかい」至福の時を過ごします。
秋です。
ひと雨過ぎていくごとに秋が感じられます。
朝に限っては、寒いです。
寒いのはだいぶ苦手なほうなので、もうそろそろ私の動きも鈍っていきます。
ブルーベリー畑も
ついこの間までは日差しが刺さるような暑さでしたのに、遠い昔のようです。
なんだかんだと作業をしていますと
「ひゃ〜〜〜!」
「ひぃゃ〜〜!」
向こうの梯子
の上で妹が叫んでいます。
普段穏やかな妹ゆえに、大きな叫び声は緊急事態を思わせます。
しかも叫び声が一度ならず二度までも。
イノシシが出たのか?!
マムシ(毒ヘビ)が出たのか?!
え?!....まさかのクマ?!
ちょっと何かはわかりませんが妹を救うため、戦う覚悟を決めて少しドキドキしながら急いで坂道をあがり
妹のところまで行きました。
「何!?」
「見て〜!!(泣)。すごい量の毛虫!もうちょっとで触るとこヤッタァひゃーっ」
梯子の上でいた妹のすぐ横の木の枝を見てみると…
もう、イノシシの方が可愛いかもしれません(涙)
「密」は避けろと世間は言っているよ。「うじゃうじゃしている。」とはまさにこの事です。
そんな騒ぎの中、娘の叫び声に慌てるでもなく、大騒ぎしながら毛虫を見ている私たちのところにやって来た父は
毛虫が群がっている枝を次から次に切り焚き火を焚いて退治してくれました。
ちょいちょいかっこいい父が登場です。