皆さん、これ何に使われるか分かりますか?
レトロなお店や海のイメージの居酒屋さんなどでみた事ある!!っていう方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は私もこれを知ったのは数年前(笑) 漁師のおじさんから聞いて知りました。
これは『瓶玉』と呼ばれ、もともと海のブイ(浮き玉)として使われていたれっきとした漁師町の『道具』なのです。
あじ屋に飾っている瓶玉は、直径約30cmで重さが2kgくらい。
母が言うには、下の写真のような蟹かごやタコかごを沖に仕掛けたあと、次の日にかごを揚げにいくときの目印に昔は使っていたそうです。
今では殆ど使われておらずこのようなブイを使います。
白い浮きに綱を通して海面に浮かべます。
あじ屋の店頭に飾っているこの瓶玉は、親戚の元漁師のおじいさんに作ってもらいました。お店に来たお客様がこれをみて「懐かしい!」と言う方もいれば「これ何ですか~?」と言う方もいれば、骨董品のコレクターしている方から「これ売ってくれませんか?」と言われた事もありますよ。
この瓶玉は、だれでも編めることができるわけではなく高度な技術を要するようで緻密な作業です。 漁師さんってすごいですよね!